2011年03月28日

被災地産の農産物・海産物を食べ、商品を買う

東日本大震災の被災地の復興のためには、
お金を寄付するだけで済むものではありません。
また、例え政府が公共事業を行ない
インフラが再整備され住宅が建ち、
一見町が再生されたように見えるようになっても、
その上に産業が成り立たなければ復興とは言えないと思います。
東北地方の中で外見上それほど破壊されていない地域についても、
大きな被害を受けた地域との経済的な結び付きが大きければ、
やはり経済的な大打撃を受けてしまうでしょう。

震災被害を免れた私は、
被災地域(東北地方〜茨城・千葉の太平洋岸)の産業の再生・復興を
支援する行動をとりたいと思います。
と、言ってもそんな難しいことをしようと言っているのではありません。
今後、店頭に並ぶ食品を買う時に、
被災地域産の農産物や海産物や加工食品をちょっとでも買うことを
心がけるということです。
店頭に並ぶ商品(工業製品)の中に被災地域産の商品があったら
それを選択する回数を増やそうということです。

何も、被災地域産の物しか買わないという事ではなく、
また、群馬県産と被災地域産の物しか買わないという事ではなく、
広く日本全国の産地から届けられる商品を買う中で、
ちょっと被災地域産は意識して買いたいということです。
多くの日本人が、
全買い物中、地元の物が50%で他の産地の物が50%としたら、
その50%のうち10%とか20%とかを被災地域産にしようと心がければ、
それが被災地域の産業を助ける事になるのではないかと思うのです。

例え、被災地域産の商品が
他の地域産の物に比べて多少割高になったとしても、
そうしたいと思います。
むしろ、復興には大変なお金が必要なのですから、
少しでも被災地域の生産者や業者の利益が上がるよう、
その分価格を上げて売っていいと思います。

そうした被災地域産かどうかを意識して買い物ができるように、
そして、その商品を買う事で被災地域の産業の助けになる事がわかるように、
こうした商品にわかりやすい表示をしてくれれば良いのにと思うのです。
公的に認められた認証シールのようなものができれば良いと思います。

このような時に、海外へ逃げ出すような企業の商品は、
買いたくありません。
多くの企業に被災地域に資本を出して欲しいと思います。
しかも、地元の資本比率をだんだん高めて
数年〜10年後には完全に地元企業となるような仕組みで。

被災地域の生み出した商品を買う事が、
被災地域の産業の再生に役立つと思います。


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Posted by からだが資本 at 17:11│Comments(0)世の中に思うこと
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