2010年10月18日

PTA親子レクリエーション教室(小2)本番

高崎市内の小学校から依頼された『親子運動教室(仮題)』。
(実際には『親子リクリエーション教室』であったようです。)
前々回に、そのリハーサル(のようなこと)をしたと書きましたが、
9月30日(木)に本番が行なわれました。
(ちょっと古い話になってしまいました。)

PTAの行事ということで、
役員のお母さん方が案内をしてくれました。
初め、玄関で待ち受けてくれて、
そのまま控え室(校長室)に案内されました。
少しお話をしてから、10分前に会場である体育館に移動しました。         ※1
既に子供達は整列していて、親もほとんど集まっていました。


まずは、私が見本となってストレッチングや体操を行なってから、
親子で組んでの運動を展開していきました。

初めは、親子で向かい合ってピョン、ピョン、と2回ジャンプして、
3回目のジャンプの着地で親が様々なポーズをとります。
例えば、両脚を前後や左右に開いたり、
両手を挙げたりといった単純なポーズです。
子供はそのポーズを素早く真似してポーズをとってもらうゲームです。
ピョン、ピョン、パッ(ポーズ)、ウン(休止)と4拍子で
次々とポーズを変えて続けます。
子供達も、観てから真似するだけでなく、
続けていると次のポーズを予想しますから、
予想が外れたりポーズがおかしいと笑い声があちこちから上がりました。
続けて、子供がポーズを出題するように変えてみましたが、
小2の子供でも様々なアイディアを出してきて、
大いに盛り上がりました。

次に、組み体操のように親子で様々な動きをしてもらいました。
例えば背中合せに長座姿勢で座り
お互いに両手を後ろで組んだまま立ち上がる。
親が子供をおんぶしたり肩車したりしたまま
親→子共の順に両手を(体から離して)上に挙げる。
向かい合ってお互いに両手をつないだまま
親は膝を曲げて腰を下ろし、
子供が親の太腿の上に載って立つ。
親が子供をおんぶし、
子供は親にぶら下がったまま(床に降りず)
親の体を1周回って背中に戻る。
(親は手で子供を持ってはいけないが、体勢を変えて助けて良い。)
これらの運動では、
親には子供の体重や大きさ(成長)を体で感じてもらい、
子供には自分の体を支える力を着けてもらい、
さらに親子で息を合わせる・協力し合うことが目的となります。

この他にも、
親子で先に相手のお尻や背中をタッチした方が勝ちとするゲーム
(親はハンディとして、何時もどちらかの手を床に着けたまま)、
親子でボールを転がしたり投げてキャッチボールなどをしました。        ※2
(ここに書いたのは、実際にやったことの一部ですし、
アイディアはその何倍も準備してありました。)

親子でいっしょにやるということは、
親子で競争したり、
親子で協力したりして、
親子で(文字通り)触れ合ったり、
親子で楽しむことに意味があります。
教室後のPTA役員さんの言葉でも、
小2ともなると、だんだん親子でスキンシップすることや
遊ぶことが減っていることが伺えます。
幼稚園の頃には子供が小さすぎたり力が足りなくてできない運動、
小学校中学年では、子供が大きく重くなり過ぎてできない運動、
高学年になると子供の体力が高くなり親の体力を上回ったり
もう照れくさくて親とはやり難い運動も出てきます。
小2だからできること、小2の今しかできないかも知れないこと、
そうした運動(遊び)を考える手助けが、
少しでもできたのではないかな(できたらいいな)と思っています。

帰りに学校の玄関で、
「ありがとうございました。」と
元気に挨拶してくれた小2の女の子がいました。
とても良い気持ちで、小学校から帰ることができました。


(小学校でも中学校でもどちらでも結構ですので、
何か運動に関係する行事に指導者が必要でしたら、
何でも相談して欲しいと思っています。

このブログを読んでいる方、よろしくお願いします!)


※1 控え室(校長室)に案内され~会場~に移動しました

小中学校の行事に呼ばれる時は、大体こんなパターンが多かった。
ただし、今までは、応対してくれるのが、
先生であることが多かった。
中学校の部活で呼ばれる場合は、
現場に直行する場合がほとんどである。


※2 親子でボールを転がしたり投げてキャッチボール

次々にルールを変えてやると楽しいし、
子供のコーディネーション能力を高めることができる。
例えば、両手キャッチから片手キャッチへとルールを変える。
手ではなく足の裏でボールを止める。
後ろ向きになって股の間から転がるボールをキャッチする。
投げる場合もワンバウンドしてから捕るのか、
ノーバウンドで捕るのかなど変化をつける。
相手が投げてからキャッチするまでの間に
 両手を(1~3回)叩く、
 その場で1回まわる、
 野菜や果物の名前を言う、、、etc。
こうしたルールは親子で考えても楽しいだろう。


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Posted by からだが資本 at 20:17│Comments(0)治療室雑記
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