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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2011年09月17日

群馬県消防学校 第64期初任科訓練査閲

今年4月~8月に
群馬県消防学校第64期初任科のテーピング講習を担当した縁で、
今月13日(火)に行なわれた群馬県消防学校第64期初任科
訓練査閲を見学しました。
訓練査閲というのは、
消防学校長や県内消防関係者、初任科学生の家族等に
半年に渡る消防学校での訓練の成果を
実演・披露する行事のようです。

訓練査閲は、以下のように式次第に従って行なわれました。

1.執行宣言

2.姿勢服装点検  姿勢・服装・顔色(健康?)等のチェック
          毎日、訓練前に行なわれているという
 

3.部隊訓練    3隊に分かれ、それぞれの指揮者の号令に従って
          集団で行なう行進・行動

4.体力向上体操
 
     
 
5.ポンプ車放水訓練
 
6.基本訓練
(1)三連はしご操法訓練 高所に三連梯はしごをかけての救出法の実演
(2)高所基本訓練
  ・ロープ登はん訓練:壁面をロープで登はんする(5方法)
  ・ロープブリッジ渡過訓練:横に渡したロープ上を移動する(3方法)
  ・座席懸垂降下訓練:ロープのみで高所から降りる(6方法)

7.ファイヤーアスロン訓練
 トライスロンのように、単独ではなく複数の技術を組み合わせた訓練。
 5名1チームで、スタートからゴールまで、走ったり、壁を越えたり、
 ロープ登はん、ロープブリッジ渡過、ロープによる降下などで移動しながら、
 最後は建物からの救助と運搬(ダミー)までを行なう過酷な訓練。校
 内で優秀な成績を収めた2チームによるデモンストレーション。

8.建物火災想定訓練
 地震後に建物火災(3件)と交通事故および車両火災(2件)が同時に
 起こり、またそれぞれに逃げ遅れたり閉じ込められたりした要救助者が
 いると言う想定で、初任科学生全員参加の大規模訓練。
 指令センター、指揮隊(指揮本部)、ポンプ車(=消火活動)3隊、救
 助隊6隊、救急隊4隊が、同時進行で有機的にそれぞれの職務を遂行し、
 非常に実戦的で見応えのある訓練でした。
 また、実際に火を燃やしたり、煙を出したり、車をカッターで切ったり、
 様々な器械・装具・技術を取り入れていて、全体の動きも複雑で危険度
 も高そうでしたが、全員が迅速に行動していたのが頼もしく感じました。

 
右に建物(8階建て)はマン
ション、左の黄色い骨組みだ
けの建物も会社の設定で、共
に火災が発生し、内部にまだ
人がいるという想定。

二つの建物の間の白い自動車
でも、火災が発生したという
想定。




 マンション東側にポンプ車2
 台到着。消火の準備中。

 左側の赤い消防車の前方(写
 真の左方)には、指揮本部が
 設置され、ここへ無線で各隊
 から報告が入り、大隊長から
 指令が出される。



奥の白っぽい建物でも火災が
起きていて、逃げ遅れた人が
いるという想定。
建物の手前で自動車事故があ
り、事故車に閉じ込められた
人と下敷きになった人がい
るという想定。
オレンジの服装は救助隊。
白い服装の救急隊員が担架に
要救助者(ダミー)を乗せよ
うとしている。写真の左端先
には救急車がある。
建物左ではポンプ車1台が消火作業中。


 建物左ではポンプ車1台が消火作業中。
 8階建てマンションからの救助と救助隊の退
 去が完了後、全フロアーから一斉放水してい
 る。
 本来なら建物内部へ放水するはずだが、この
 訓練では建物外への放水を敢行。
 8フロアすべてからの放水は圧巻!

この建物火災想定訓練が、初任科学生による
訓練の実演の最後。フィナーレを飾るに相応
しく、消防活動の実際の姿がかいま見られて、
大変に参考になった。

9.講評

10.来賓挨拶・紹介

11.終了宣言


訓練査閲は、1時30分から4時10分過ぎまで行なわれ、
無事終了しました。
たった6ヶ月で、
この訓練査閲で披露したような様々な技術を教わり、
体力・気力の向上に努めた初任科学生の頑張りに
見学者の皆さんと一緒に拍手を送りました。
見守られたご家族の皆さんも、
とても誇らしかったのではないでしょうか。
  

Posted by からだが資本 at 16:05Comments(0)治療室雑記

2011年08月05日

悲しさと嬉しさ

JFL松本山雅松田直樹選手の突然の死に、
彼の高校時代や横浜マリノス(当時)時代初期に少し関わった者として、
群馬県人として、
一サッカーファンとして、
とても悲しい気持ちです。

昨日、『松田直樹の早すぎる死』という記事を
別ブログに書きましたが、
今日になっても悲しみは増すばかりです。

それでも、悲しんでばかりいるわけにもいきません。
仕事を続けなければいけません。
そんな今日の夕方、
少し私の気分を和ませる嬉しい出来事がありました。

10数年も前に見ていた選手について、
やはり別ブログでこんな記事を書いたことがあります。
 『思い出 専修大学水球部

その選手のお父様から、
突然電話を頂いたのです。
話によると、この私のブログ記事を読んだ知り合いから教えられ、
記事にコメントを書いたということでした。
そして、この記事に書いた事柄(日体大水球部の連勝記録を止めて優勝)について、
昨年息子さんが週刊誌の取材を受けたのでその記事を送りたいということでした。
少しの時間話しただけですが、
私としてもその選手との関わりは良い思い出なので、
10数年後の今になっても連絡を頂けたことが嬉しく、
一時気持ちが晴れました。

アスレティックトレーナーという仕事をしていると、
思いもかけない悲しみも喜びも
ついてまわることを感じさせられた1日でした。
  

Posted by からだが資本 at 20:49Comments(0)治療室雑記

2011年08月04日

群馬県消防学校でのテーピング講習終了

今日で、群馬県消防学校でのテーピング講習が終了しました。
全5回7時間にわたる講習でした。
全員で93名の生徒を、
たった一人で教えるのは大変なことです。

テーピング技術の習得には、
説明を聞きながら講師である私の手本を近くで見ること、
そして実際にやってみてはそれを私が評価して本人に伝えること、
こうしたことを繰り返すことが必要です。
本当なら一度に10名以上に教えることは、
個々人の技術習得に責任を持つことが困難になりがちです。
それが、93名を教えるというミッションなので、
一人ひとりについて把握することは初めから諦めました。
ただ、できるだけ効率よく基本技術を教え、
その上で実践に近い判断力の育成にも踏み込もうと考えました。

初回は3時間頂き、                           ※1
テーピングの基礎知識を講義した後、
最も使用頻度が高いテーピングの一つで
身体の部位として形が複雑で難しくはあるが、
基本的なテーピング技術を習得するのに適していると考えられる
足関節(内反)捻挫のテーピングを取り上げ、
二人組で複数回実習させました。

次いで、2回目(1時間)では、
足関節(内反)捻挫のテーピングの復習と、
筋肉へのテーピングとして肉離れのテーピング
ハムストリング大腿四頭筋下腿三頭筋の中から
二人組で選択させて実習させました。

3回目(1時間)は、
Xサポート縦サポートの目的と方法を、
二人組で膝や肘で実習してもらいました。

4回目(1時間)は、
足関節(内反)捻挫のテーピングの復習と、
8〜10人のグループ毎に部位や症状を変えた課題を与え、
テーピング方法から自分達で考えて実習してもらいました。
考察力・判断力とテーピング技術の両方が求められます。

今日の最終回(1時間)は、
生徒の中から現在外傷(障害)の有る者に乗り出てもらい、
その人数分(9名)にグループを分け、
1グループが1名の外傷者を受け持ち、
部位や症状に適したテーピングを施すことを課題とする
実習を行ないました。
最後に質疑を行い、
要望のあった腰痛のテーピングを実演して終了しました。

初回で基本を(出来る範囲で)徹底的に行ない、
最後は実践力を問う課題解決学習で終わる構成は、
そう悪くはなかったと思います。
しかし、個々人に対応して評価をフィードバックすることが少なかったこと、
グループ実習では実際にテーピングする者が一部の生徒に限られたことなど、
本当に何人に講習の効果があったのかに疑問は残り、
もっともっと改善できたはずと反省しきりです。


※1 初回

こちらのブログ記事に詳しく書いた。
 『テーピング講習(第一回) in 群馬県消防学校
 (ブログ「感覚派アスレティックトレーナー  身体と会話する日々」より)

  

Posted by からだが資本 at 20:21Comments(0)治療室雑記

2011年05月01日

テーピング講習

4月29日(木)に群馬県消防学校で
テーピング講習を行なってきました。

以下のブログに詳しいことは書きました。
参照して下されば嬉しい限りです。

 『テーピング講習(第一回) in 群馬県消防学校
  (ブログ「感覚派アスレティックトレーナー  身体と会話する日々」より)

こんな仕事もしているんだと知っていただければ幸いです。
個人的に教わりたい方の教えることもあります。
スポーツや仕事が痛み無くできることもありますので、
スポーツの指導者の方、アスリート本人や親御さんなどはもちろん、
広く一般お方々にも知って欲しいです。
今はテープも安く買えるようになっています。  

Posted by からだが資本 at 14:21Comments(0)治療室雑記

2011年02月26日

幸運を呼ぶ猫 みぃちゃん

東京で、四谷3丁目から四谷赤坂見附を経由して
紀尾井町市ヶ谷神田お茶の水駅と歩いた後、
高崎駅についてから幸運を呼ぶ猫みぃちゃんに会いに行きました。

そもそも、みぃちゃんのことを初めて知ったのは、
テレビ東京の「だいすけ君が行く! ポチたま新ペットの旅
という番組がきっかけ。
初めは「おや、高崎か〜。」と思っただけでした。
みぃちゃんを拾った髙橋さんの一家に、
次々と幸運がやって来たというお話で、
みぃちゃんが来てから
なかなか子供の生まれなかった髙橋さんの息子さん夫婦に
子供が生まれたというのです。
その息子さん一家の写真がテレビ画面に映ったのですが、
そこにはよくよく知っている顔があったのです。
その息子さんと言うのは、
私が理事として加わっている
群馬スポーツサイエンス研究会の事務局を務めている
髙橋健太郎さんだったからです。
髙橋健太郎さんは、
スポーツ科学の一分野である身体運動学の研究者であり
群馬工業高等専門学校の准教授です。

髙橋健太郎さんの実家が電気店であるとは知らなかた上に、
そこの看板猫がテレビで紹介されているのです。
さらに、みぃちゃんは新聞・雑誌などいろいろな媒体で取り上げられ
大変有名で人気のある猫ちゃんなのだそうです。
テレビを見たときは、本当にびっくりしました。

と言うことで、
いつかは会いにいこうと考えていたみぃちゃんを訪ねました。

田町交差点そばのダイイチストアーに、
みぃちゃんはいます。
ちょうど電機ヒーターのリモコンスイッチの電池が切れていたので、
お店で即単4電池を購入。
会計をしてくれた奥さんに、
実は息子さんとこれこれの間柄のものです、
猫に会いに来ましたと伝えると、
奥のソファーに案内されコーヒーを勧められました。
みぃちゃんは棚の上の専用の“ベッド”で寝ていました。
容姿端麗、スタイルの良い美猫です。
そばを通る時にちょっとみぃちゃんの背中をひとなで。

奥さんはとご主人と3人で
ソファーに座っていろいろと話をしました。
みぃちゃんは大人気で、毎日何人もの人が会いに来るのだとか。
ソファーにお客さんが座っていると、
その膝の上に自分から乗ってくるのだそうです。
しかし、みぃちゃんは眠っています。
そのうちに、ご主人が用事があるのでと席を立ち、
時刻も7時になるので私もそろそろと立ち上がりかけますが、
どうぞ遠慮なくゆっくりして下さいと言われ、
2杯目のコーヒーを飲み終えたら帰ろうと思っていたら、
みぃちゃんが起き出してきて、
床に降りて近づくと、ひょいっと私の膝の上に乗りました。

しばらく背中や頭をなでたり、指先で掻いたりしてやっていると、
いっこうに膝から降りようとしません。
それどころか、こちらを見上げて、催促するような顔つき。
と思えば、身体を捻って上半身仰向けになって
甘えるようなポーズをとります。

これは、凄い!凄すぎます!
人なつっこいだけでなく、
触られたりなでたりするのも平気で、
こちらの心理を知っているのかと思うくらい、
かわいい仕草で甘えたりポーズをとったり。
根っからのアイドルタレントです。
こんな猫は見たことがありません。
奥さんに聞いてみると、
カメラマンの撮影にも嫌がらず、おとなしく何時間もつき合うそうです。

猫好きな方、幸運を呼びたい方は、
会いにいくと良いと思います。
絶対にその価値があります。
少なくとも、幸せな気持ちになります。

ついつい、1時間も長居してしまいましたが、
健太郎さんの知り合いだとわかると
電話で健太郎さんと連絡を取ろうとしたり、お土産をくれたり、
とにかくご主人夫婦もいい人たちでした。  

Posted by からだが資本 at 20:27Comments(0)治療室雑記

2011年02月26日

ある休日の過ごし方 2

午前11時からアコア
ピラティス体験レッスンの3回目を受けました。
これで、体験レッスンは終了しました。
船引トレーナーの今回のレッスン(セッション)は、
座位で胸の下にセラバンドを巻いた胸式呼吸の練習したり、
座るところが揺れ動くイスを使って骨盤を動かしたり、
様々なエクササイズをやりました。
考えてみると、3回のレッスンでは、
毎回違うエクササイズを行ない、
そのバラエティの豊かさに驚かされました。
正式に入会して2週間後に、
プライベートセッションを予約しました。

せっかく、東京に出てきたので、
ブラタモリ」に出てきた場所を巡ろうと画策。

初めに、四谷3丁目駅で地下鉄を降りました。
専門学校時代から東京・町田で開業していた時代(1990年代)に
よく参加していた勉強会が主催されていた鍼灸院のあった場所を      ※1
訪ねることにしました。
地上に出る出口も覚えていなかったのですが、
何とかそれらしい通りを見つけましたが、
どのビルであったかわかりません。
しばらく、その周りをぶらりと歩きました。

その後、四谷駅まで歩いていき、
地下鉄やJRの線路、駅の周囲の建築物などを眺めた後、
上智大学の手前で右に曲がり、
ソフィア通り脇の土手に上って歩きました。
ここから、上智大学の運動グラウンドを見下ろし、
江戸城のお堀の跡であることを目で確認し、
ブラタモリ」ならぬ「ブラサトウ」と決め込みました。
そのまま、土手を歩いて行き、
初めてホテル・ニューオータニを見ました。

さらに迎賓館外堀の跡にそって歩き、いつのまにか赤坂見附へ。
いや、赤坂見附に続いていることさえ知りませんでした。
赤坂見附と言えば、
10年以上前に東京国際女子マラソン
大会トレーナーを務めた時、
選手村とトレーナールームが置かれた(宿泊もした)のが、
当時の赤坂プリンスホテル
2Fのカフェ?で朝食を摂っていたら、
斜め向いの席にランディ・ジョンソン選手がいました。          ※2

本当は、「ブラタモリ」と同じく、
お茶の水駅の方に行きたかったのに、
これでは方角が違うのではないか?
と、東京の地理をほとんど知らない私も焦り始めました。

その後の主なルートと見かけた主な建物は、
紀尾井町を通り、
麹町から市ヶ谷駅へ。
途中、日本テレビ(麹町ビル)を見ました。
これも初めて。
市ヶ谷駅に着く頃には、少し気持ちが挫けかけてきました。

市ヶ谷駅前から靖国通り沿いに歩き、
靖国神社も初めて見ました。
まあ、こんなとこは来たいと思ったことは一度もないですけど。

武道館前の坂を下りかけたところで、
大きな建物の前に数十人が建物の方に向って立っていました。
時々、何か大きな声が聞こえて来るし、
テレビカメラらしきものも1台撮影しています。
しばらく後で、インド大使館前だったことを知りました。
何かの抗議行動か?

さらに、靖国通りを進み、神田の古書店街の中に。
神保町の交差点辺りで、女子マラソンの吉田香織選手に遭遇。       ※3
声をかけようかとも思いましたが、
携帯電話で話しながら誰か(コーチ?)
あるいは何処かを探している様子でしたし、
私も帰りの時間が気になってきていたので、
そのまま歩き続けることにしました。

靖国通りから左に折れ、お茶の水駅へ向いました。
お茶の水駅周辺も「ブラタモリ」したかったのですが、
もう3時間以上も歩き続け4時を回っているので断念!
そのまま電車にのって上野駅経由で高崎へ帰りました。

東京を歩くと、思いもしなかった人や会社・建物に
遭遇するものなのですね。

高崎に着くと、思いの外足の疲れを感じませんでした。
そこで、いつかは行こうと決めていた電機屋さんダイイチストアへ行き、
看板猫であり、幸運を運ぶ猫みぃちゃんに会いに行きました。
ちょうど、リモコンの乾電池が切れていたので、買い物ついでに。

みぃちゃん、凄いです!
でも、この話の続きは次回にします。


※1 勉強会が主催されていた鍼灸院

勉強会は「黄帝内経研究会」といい、
中島先生と言う方が主催されていた。
先生は、15年前に既に亡くなり、
そのため鍼灸院も廃業していて、今はもうない。
ちなみに同名の治療院が東京練馬にあるが、
この会とは無関係(だと思う)。


※2 ランディ・ジョンソン選手

言わずと知れた、メジャーリーグを代表する投手(だった)。
通算303勝を挙げた。左腕。



※3 女子マラソンの吉田香織選手

彼女が高校3年生の冬(2000年3月)、
世界クロスカントリー選手権大会のジュニアの部に
日本代表に選ばれ出場しました。
その時、私は日本チームのトレーナーを務めました。
彼女は高校も進学校ですが、
話してみても頭の良さや積極性が感じられる子でした。
その時の世界クロカンでは、
日本女子ジュニア代表の中では一番上位の成績を収めました。  

Posted by からだが資本 at 18:18Comments(0)治療室雑記

2011年02月23日

アスレティックトレーナーとしての思い出

私は、アスレティックトレーナーでもあります。
アスリート(スポーツ選手)の治療やコンディショニング なども
行なっています。
そんな過去のアスレティックトレーナーとしての仕事の中で、
記憶に残った出来事を他のブログで書きました。

 『思い出 専修大学水球部
 『思い出 アメリカンフットボール(東京ガス)
 (共に「感覚派アスレティックトレーナー 身体と会話する日々」より)

読んでいただければ、
アスレティックトレーナーの仕事の中身や
どんな思いでやってどんなことを感じているのかなどを、
本の一端ではありますが、
知っていただけると思います。  

Posted by からだが資本 at 20:39Comments(0)治療室雑記

2011年02月18日

ある休日の過ごし方

先日(2/15の火曜日)、
午前11時からピラティス
セミプライベートレッスンを受けました。
インストラクターは、HIROKO先生。
群馬県内の近いところ(前橋・高崎)で
レッスンが受けられること、
ポールスターピラティスという
信頼性の高い(レベルの高い)資格を持っていること、           ※1
少人数のレッスンが受けられることなど、
希望する条件が合ったので申し込みしました。

レッスン(マット)では、
ストレッチポールから始まり、
パワーサークル(マジックサークル)
ソフトギムニク(ソフトジム)ボール
セラバンドなどの用具を使ったりしながら、
次から次へと多彩なエクササイズを課されました。

日頃の運動不足(人には運動を進めているのに、、、)や
ピラティスで使う腹横筋骨盤底筋などの筋を
使い慣れていないことが原因で、
大変にキツいエクササイズとなりました。
でも、昔のトレーニングに励んでいた頃を思い出し、
心地よい時間でもありました。
アコアでのレッスンも続けようと思っていますが、
HIROKO先生のレッスンも続けるつもりです。

昼食後、ちょっと興味のあるボクシングのジム、
高崎高校近くにある高崎ボクシングジム
位置確認に行きました。
その後、やはり近くにある山田かまち水彩デッサン美術館を訪れました。
私と同学年なので、
ずっと気になっていた山田かまち君。
(さんや氏よりも、君と呼ぶ方がしっくりする気がする。)
その作品を展示している同美術館に初めて入りました。
展示されている絵画を観て詩を読んでいるうちに、
いつの間にか2時間が経っていました。
特に人の身体の描写が、
15〜17歳の書いたものには見えませんでした。
詩には思春期の葛藤が詰まっていて、
思いを寄せていた女の子への手紙や絶筆となった詩は、
思春期から20歳前の若い世代に読んでもらいたいと思いました。
(私にとっても刺激的です。)

伊勢崎に移動し、MOVIX伊勢崎で洋画『ザ・タウン』を鑑賞しました。
最後までダレること無く観られたので、
面白いし良くできた映画だと思いました。
ただ、最後はちょっと都合の良い展開で、
傑作や名作と言えるかと言うと
個人的にはそこまでの映画ではないと思いました。
しかし、今上映中の映画の中では、
見る価値のある映画であることは間違いないと思います。

運動から始まったこの休日は、なかなか充実した一日になりました。


※1 ポールスターピラティス

ピラティスの数ある団体の一つ。
このページの前半にポールスターピラティスについての説明がある。  

Posted by からだが資本 at 20:24Comments(0)治療室雑記

2011年02月14日

ピラティス体験レッスン

先週の木曜日(2/10)、東京・南青山にあるピラティススタジオ
A・COREアコアで体験レッスンの2回目を受けてきました。

ピラティスとは、ドイツ人のジョゼフ・H・ピラティスさんが考案した
健康のためのエクササイズです。
今、エクササイズやスポーツの世界で最も注目されている、
体幹深部CORE コア)の筋肉を目覚めさせ鍛えるエクササイズの一つです。
コアリズム骨盤◯◯など
近年紹介され開発された新しいエクササイズの多くは
ほとんど体幹深部コア)のエクササイズの一種と言えますが、
ピラティスはそれらと一線を画し、
医科学的知識に裏付けされた、
総合的(つまりこれのみで他はいらない)な体幹深部コア)のエクササイズです。
ピラティスさんが考案してから90年経つのに、
本人とそのお弟子さん達が進化させ今なお発展し続ける
最も新しいエクササイズでもあります。


治療室ボディ・インスピレーションでも
木村理恵先生に指導していただき
マットピラティス教室を運営しています。
しかし、私の鍼灸マッサージのお客さんの中には
ピラティスをしていただいた方が良いと思われる人もいますが、
ピラティス教室(土曜日のみ)では都合がつかない方も多く、
またイクイップメントマシーンを使ったピラティス
マンツーマンで行えたらと思い始め、
できるなら私自身がピラティストレーナーの資格を取りたいという
思いが強くなりました。

そうは言っても、
ピラティスを頭で知っている(つもり)なのと、
実際に自分の体を使ってできるのとでは大違いですし、
自分でできないで人に教えることはできません。
やるという意味では初心者であるので、
体験レッスンからしっかりとピラティスをやっていこうと考え、
この体験レッスンを受けることにしました。

アコアで体験レッスンを受けた理由は、
3回の体験をトレーナーを指名して受けられたからで、
私はアコアトレーナーの中でも船引怜美トレーナー
教えていただきたかったからです。
実は、船引トレーナーは、
5年半前(2005年10月)に私がピラティス教室を開いた時に
最初の講師を務めて下さった方
です。
船引トレーナーは、イギリス(ロンドン)バレエのために留学され、
そこでピラティスに出会い資格を取ってきた方です。
留学先では大学院ピラティスをテーマに修士論文を書き、
学位を取っています。

私は、バレエをやっているお客さんにピラティスの存在を教えてもらい、
早速ネットで(日本語=カタカナで)検索したら、
当時(7〜8年前)はほんの数件しか検索結果が出ませんでした。
その中に、船引怜美トレーナーが開設したサイトがありました。
ピラティスで必要な知識をまじめに開設しようと言うそのサイトは、
大変勉強になりました。
そこで、メールを送ったことが、
後々ピラティス教室を開く際に講師をお願いする
きっかけとなりました。

マットしかできない、
プライベートセッションを(ほとんど)できない、
そうした環境しか作れなかったこともあり、
残念ながら船引トレーナーに講師をしていただけた期間は短かったのですが、
時々マットのセッションを受けさせてもらい、
ピラティスの凄さを感じたものでした。

5年半振りに、船引怜美トレーナーのセッションを受け、
改めてピラティスの良さを再確認すると共に、
この5年間の自分自身の怠けぶりと衰えを痛感しました。
あと1回体験セッションが残っていますし、
その後もセッションを受けたいと思っています。

果たして、今の私にはピラティスの指導者になれる能力があるのでしょうか?
前途多難でしょうが、今後が楽しみです。  

Posted by からだが資本 at 18:11Comments(0)治療室雑記

2011年02月09日

教えることと学ぶこと 2つの課題

先日、担当者の方と面談していたのだが、
今日メールが来て
群馬消防学校テーピングを教えることになった。
4月から8月まで、新人消防士達90名余りに
テーピング方法を教える。
90余名にテーピングを教えるなんて、             ※1
我ながらチャレンジャーだと思う。

スポーツではないのだが、
かなりフィジカル(身体)的に激しい訓練を行なったり、
過酷な現場で働くことになる方々が対象なので、
役立つようなテーピングを教えていきたい。
これから、徐々に計画を練っていこう。


明日は休業日だが、
都内のピラティススタジオで体験レッスンを受ける。
2週間前に続いて2回目なのだが、
この2週間もほとんど体を動かしていない。
昨日ちょっと前回を思い出しながら
ピラティス(もどき)をやってみたので、
今日は少し体がほぐれているが、
今夜も少しやっておこう。
こんな付け焼き刃でなく、
毎日体を動かさねばと反省。


※1 一度に90余名にテーピングを教える

実は、3年前くらいに、
渋川市体育協会渋川支部において
テーピング講習会の講師を務めたことがある。
全く初心者ばかりで、時間は90分弱だったと思う。
申し込みそのものは90名を超えていたそうである。
当日は欠席者がいたので90名もいなかったが、
ざっと見たところ60名以上はいたように思う。
考えていた手(工夫)が功を奏して、
人数・時間の割には上手くいったと自負している。  

Posted by からだが資本 at 19:57Comments(0)治療室雑記

2011年02月05日

骨折?

今日の午後2時過ぎに、
知り合いの高校サッカー部顧問の先生(先生)から
部員を1人見て欲しいとの依頼。
左手首を痛めたが、骨折ではないようだという話
骨折なら医者に行ってもらわなければならないが、
骨折でないなら私の守備範囲かもしれない。
一応、午後4時からということで受け付けた。

4時に先生が部員を連れてきた。
カルテに必要事項を記入している間、
その子は左手をダラリと垂らしている。
すぐに治療室に入れて、どのような状態で手首を痛めたのかを聞いた。
サッカーの試合中、ヘディングで競り合い、
着地の際左半身を下にして転んだと言う。
倒れる時に左手を出して身体をかばうようにしたのかどうかを確認。
何とか記憶をたどると、左手を出して着いたと言う。
少しマズいなと思う。

左手首の親指に近い掌(てのひら)側に腫れがある。
左肘を曲げさせ、ダラリと下げていた手を上げさせて、
左手を掌が少し下を向いた状態で、
掌を上に向けるよう手首を回旋(回外といいます)させようとすると
非常に痛がる。
逆に掌を下の向けるように回旋(回内)させることはできる。

そこで、顧問の先生を呼び入れ、
骨折の可能性があるので整形外科で検査してもらうよう伝えた。
(と、言うことで、治療を予定していた時間が40分以上空いてしまい、
この記事を書いている。)

5時からのお客さんをマッサージ中、
先生から電話があり、
レントゲン写真では明瞭な骨折線がなく、
ひびが入っているかもしれない程度と診断されたと言う。
そのため、翌日のサッカーの試合には出られそうなので、
左手首のケガの治療はその整形外科にゆだねられた。            ※1

幸いはっきりとした骨折は見つからなかったが、
直ぐに整形外科に行ってもらって良かったと思う。
骨折ではなかったと言ってもそれは結果論で、
ケガをした状況、腫れ方、痛みの起こり方など、              ※2
骨折を一番疑わなければいけない状況であったと思う。
私自身、痛い失敗経験があるが、
患者(お客)さんのリスクを細小にするために
自分の守備範囲に無い
手に負えないケース(骨折・脱臼など)である可能性は早く見極め、
然るべきところ(医院)に行ってもらうべきである。
当たり前のことを、当たり前にできて良かったともう。



※1 左手首のケガの治療はその整形外科にゆだねられた

脱着可能なギプスを付けてもらったようである。

実は左足の小指(第5指)が痛いことも気にかかると言う。
そこで、もう一度うちに来るので
左足の小指を診ることになった。
左足第5指の調べがつき、鍼治療をして、
念のためテーピング方法も伝えて、
最後はいろいろな動きのテストをしても痛みが無いことを確認した。


※2 ケガをした状況〜骨折を一番疑わなければいけない状況

転倒して手をついたというケガに状況、
手首の木堯骨(とうこつ/前腕のある2本の骨のうち親指側にある骨)側が
腫れて痛むこと、
手首の回旋(回外)で痛むこと、
左手母指の根元の骨(第1中手骨)の中枢(手首)側をペンの頭で叩くと
患部が響くように痛むこと、
などを確認。

転倒時に手をついて良く起こる骨折に、
コーレス骨折がある。
木堯骨(とうこつ/前腕のある2本の骨のうち親指側にある骨)の
遠位端(手に近い方の端)近く部位でおこる骨折。
前腕部の骨折は、このサイトを参照のこと。  

Posted by からだが資本 at 20:28Comments(0)治療室雑記

2011年02月05日

応急処置

先日、治療をすべて終え、少しジム仕事をしていると、
隣のスタジオでヨガを教えていたYUKA先生が、
何やら相談を持ちかけてきた。
ヨガの生徒さんが、
仕事中左足の脛を机かなにかにぶつけたそうで、
早速その生徒さん(女性)の脚をみると、
左足のすねの少し内側、膝の直下のところが
大きく腫れていた。
無理してヨガをして悪化させたらしい。

どんな湿布がいいかということだったが、
これは湿布よりもアイシングが一番良いと教え、
早速アイシングをしてあげることにした。
ぶつけたところに少し擦りむいた後があり
念のためにその部分にバンドエイドを張り、
冷蔵庫から拝借した氷をビニール袋に入れて作ったアイスパックで   ※1
左脛の腫れを覆うようにして粘着テープで固定した。
その間アイスパックの作り方などをすべて説明し、
伸縮包帯などで圧迫しながら
その夜は入浴も止め、繰り返しアイシングし、
脚を高くして寝ると良いとアドバイスした。

圧迫アイシング脚を高く挙げて寝ることで、          ※2
これ以上腫れるのを防ぎ、
炎症を抑えることが一番大切であることを説明した。
2〜3日は様子を見ながら続けるよう話した。

初めは何事かとちょっとビックリしたが、
日常の中で応急処置の知識・技術は役立つものであることを
改めて実感した。


※1 アイスパック

氷をビニール袋に入れて作った、冷却用のアイテム。
以下にリンクを貼ったサイトのページ中段辺りに
連続写真で作り方が説明されているので、見ると参考になる。
 TARSEES TRAINER/ファーストエイド
 

※2 圧迫アイシング脚を高く挙げて寝る

RICE(ライス)処置という。
REST(レスト=安静)・ICING(アイシング=氷での冷却)・
COMPRESSION(コンプレッション=圧迫)・
ELEVATION(エレベーション=挙上)の
それぞれの頭文字をあわせた造語。
※1の注中のリンクページの中でもRICE(ライス)処置について説明がある。  

Posted by からだが資本 at 12:50Comments(0)治療室雑記

2010年12月06日

困った人

私の知り合いの施術師T氏が、『わいせつ容疑』で逮捕された。

T氏は、陸上競技では有名な鍼灸マッサージの治療院出身で、
独立後も大学・実業団チームの大物選手達を治療するトレーナーの一人。
4年前位だったと思うが、
私が日本陸連(トレーナー部)の派遣で国際千葉駅伝トレーナーをした時、
3人のトレーナーの一人として彼と出会った。
私は、その時のチーフ(責任者)であったが、
T氏は普段から日本代表・学生代表クラスのクライアントを抱えていて、
国際千葉駅伝の日本代表選手・学生代表選手の中にも
何人も普段から彼にかかっている選手がいる状況だった。
トレーナーとして、整骨院経営者として、大いに成功してるように見えた。

彼は、大腿の内側の筋肉をほぐすことを重視していて
優先的にハムストリング内側部や内転筋をマッサージしていた。
私とは考え方が違うんだなと思いながらも、
積極的に若いもう一人のトレーナーに自分のやり方を教える様子に、
エネルギッシュだなと感心したものだった。

あれから4年、つい2日前の新聞で、彼の逮捕のニュースに出会うとは。
本当に驚いている。
まだ、被害届が出され、逮捕されたとは言え、
取り調べを受けている段階だと思う。
私自身もトレーナーの一人であり、
できれば事実であって欲しくないが、
もしも、事実であれば、こんな情けないことはない。
セラピストとして、また、トレーナーとして、
クライアントをそのような目で見てしまってはいけないのは
当然のことである。
私自身についても、誤解を招くことのないよう、
クライアントの女性に不安を与えることのないよう、
いっそう注意していきたい。  

Posted by からだが資本 at 20:00Comments(0)治療室雑記

2010年11月13日

休業日の変更

実は、治療室ボディ・インスピレーションは、今年の9月途中から、
休みの取り方を変えました。
それまで、うちは2005年からずっと木曜定休でやってきました。
それは、うちの入っている楽歩堂靴店(高崎本店)が木曜定休だったので、
木曜日に営業したくても木曜日に店舗内に入ることができなかったからです。

今年に入ってから、楽歩堂靴店さんが年中無休になりました。
そうなると、我が治療室も木曜定休にする理由が無くなりました。
もちろん、年中無休にすることはできませんから、
何曜日を休みにするかが問題でした。

お医者さんや歯医者さんには、木曜が休みか半ドンの方が多く、
木曜日に営業して欲しいという要望が前からありました。
また、土日に営業することによって、
平日には来られない方がうちに来ることができるというお客さん側のメリットを
全く無くしてしまうことは忍びない気持ちのある一方、
私自身も日曜日に休みたい時が少なからずあるという事情がありました。
また、週1日の休みだけではキツく、
もう少し休日を増やしたいという気持ちもありました。

そこで、基本的には火曜木曜日曜をそれぞれ隔週で休むパターンに気めました。
ある週の火曜に休み、水曜〜土曜まで4日間営業し、
日曜を休んで次の月曜〜水曜までの3日間営業、
木曜を休んで次の金曜〜月曜までの4日間営業、
そしてまた火曜に休んで、、、という変則的な循環式休業パターンです。
3〜4日営業したら、1日休みが入るというのは、
世間的には楽をしていると見えるかも知れませんね。

新しい休業日は曜日固定ではないのでわかりづらく、
お客さんにとっては、今週の火曜は休みなのか営業しているのか、
あるいは例えば3週間後だと何曜日が休みなのかは
すぐにはわからないと思います。
そこで、カウンターのところに1ヶ月先までの休業予定の案内をおいてあり、
ホームページに毎月載せ、その上メルマガハガキで知らせるようにしました。

こうして、10月からは休業予定を様々な方法をつかってお知らせするようにしました。
幸い、うちの治療室の休みが増え営業日が減ったにも関わらず、
10月は売り上げを落とさずに済んだのですが、、、。
11月は初っぱなからこのパターンからも外れたお休みを
取ることになってしまいました。
3日は水曜日で文化の日の祝日でしたが、
お休みして東日本実業団女子駅伝を応援してきました。
日頃みている選手のいるヤマダ電機女子陸上競技部チームの応援です。
続く木曜日に営業したものの、
5日(金)は日本体育協会公認アスレティックトレーナー
義務研修会(会場:つくば国際会議場)に参加するため休業しました。
その夜は筑波大学に勤める高校・大学時代の先輩と会うため1泊しました。
翌朝(土曜)も筑波大学の知り合いと会ってから帰ったため、
治療室の営業開始が午後2時からになりました。

一定パターンに落ち着いてきたのは今週からで、
お客さんにもこの休業パターンのメリットを理解していただき、
うちを利用し続けていただけたらと願っています。
何しろ、2週間単位で見ると、すべての曜日で営業しているわけなので、
どの曜日がお休みの方でも、うちは受け入れることが可能なわけですから、  

Posted by からだが資本 at 16:27Comments(0)治療室雑記

2010年10月25日

日常生活に潜む腰痛の原因

腰痛(私の場合は股関節周辺・臀部を含めている)で来室される方は多くいます。
中には深刻に悩んでいらっしゃる方もいます。
私は、全身マッサージを
全身の筋肉や皮膚の状態をチェックすることも兼ねて行なっています


「原因は何でしょう?」とお客さんに聞かれることもよく有りますが、
大抵私は「何ででしょうね?」と答えるしかありません
「ここやここの筋肉が硬く緊張している(張っている)と
腰痛が起こりやすいのですが、
何故この筋肉が硬く緊張してしまうのかは一概には言えません。」
と説明します。

原因は一つとは限りません。
だから、原因となりそうな姿勢や行動がないかをこと細かく聞いていくのです

いろいろな方の仕事や日常生活についてあれこれ聞いているうちに
知ったことも有ります。
例えば、お医者さんというのは、
無理な体勢で診察や治療や手術を行なっていることが多いということ。
歯科医は皆偏った変な体勢での仕事を強いられているし、
眼科医も小さな細かいものを視るので大変だし、
学校での児童・生徒の集団検診に携わっていると
大変な人数を一遍に診なければいけないし、
耳鼻科の大学病院の先生は
無理な姿勢で狭い部位に細かな手術をするので大変疲れるとおっしゃっていたし、
内科や外科の医師も座りっぱなしで大変だし、
低い診察台に横になった患者を覗き込んだり処置するのは腰に負担がかかるし、
とにかくお医者さんも大変だなとつくづく感じさせられています。

日常のどんな行動が腰に負担をかけているのかということも、
人によって様々です。
ある方は炊事、特キッチン台でのあれこれ仕事することが
一番腰痛の症状を引き起こしていることがわかりました。
また、ある方は、家事の済んだ昼食後から夕食の支度までの数時間、
掘りゴタツに座って大好きな読書をしていることが
一番原因として疑わしいことが判明しました。
特にこの時期は、暖かいお昼後と同じ状態で一つ処にいると、
4時をまわる頃には冷えてきてしまいます。
また、掘りゴタツに座っていると両足がぶらぶらし、
体をしっかりと固定できないことも姿勢が崩れる原因になり、
ひいては腰痛の原因となります。

一人ひとり仕事や生活上の姿勢・行動が違いますから、
その異なる原因を追求することが
治療と予防には大切
だと思います。
そして、その原因の追求は自分自身で振り返ることから始まります
我々セラピストは、それ手助けできるだけなのです。
だから、しっかりとお客さんの話を聞かなければならないと思います。  

Posted by からだが資本 at 20:36Comments(0)治療室雑記

2010年10月18日

PTA親子レクリエーション教室(小2)本番

高崎市内の小学校から依頼された『親子運動教室(仮題)』。
(実際には『親子リクリエーション教室』であったようです。)
前々回に、そのリハーサル(のようなこと)をしたと書きましたが、
9月30日(木)に本番が行なわれました。
(ちょっと古い話になってしまいました。)

PTAの行事ということで、
役員のお母さん方が案内をしてくれました。
初め、玄関で待ち受けてくれて、
そのまま控え室(校長室)に案内されました。
少しお話をしてから、10分前に会場である体育館に移動しました。         ※1
既に子供達は整列していて、親もほとんど集まっていました。


まずは、私が見本となってストレッチングや体操を行なってから、
親子で組んでの運動を展開していきました。

初めは、親子で向かい合ってピョン、ピョン、と2回ジャンプして、
3回目のジャンプの着地で親が様々なポーズをとります。
例えば、両脚を前後や左右に開いたり、
両手を挙げたりといった単純なポーズです。
子供はそのポーズを素早く真似してポーズをとってもらうゲームです。
ピョン、ピョン、パッ(ポーズ)、ウン(休止)と4拍子で
次々とポーズを変えて続けます。
子供達も、観てから真似するだけでなく、
続けていると次のポーズを予想しますから、
予想が外れたりポーズがおかしいと笑い声があちこちから上がりました。
続けて、子供がポーズを出題するように変えてみましたが、
小2の子供でも様々なアイディアを出してきて、
大いに盛り上がりました。

次に、組み体操のように親子で様々な動きをしてもらいました。
例えば背中合せに長座姿勢で座り
お互いに両手を後ろで組んだまま立ち上がる。
親が子供をおんぶしたり肩車したりしたまま
親→子共の順に両手を(体から離して)上に挙げる。
向かい合ってお互いに両手をつないだまま
親は膝を曲げて腰を下ろし、
子供が親の太腿の上に載って立つ。
親が子供をおんぶし、
子供は親にぶら下がったまま(床に降りず)
親の体を1周回って背中に戻る。
(親は手で子供を持ってはいけないが、体勢を変えて助けて良い。)
これらの運動では、
親には子供の体重や大きさ(成長)を体で感じてもらい、
子供には自分の体を支える力を着けてもらい、
さらに親子で息を合わせる・協力し合うことが目的となります。

この他にも、
親子で先に相手のお尻や背中をタッチした方が勝ちとするゲーム
(親はハンディとして、何時もどちらかの手を床に着けたまま)、
親子でボールを転がしたり投げてキャッチボールなどをしました。        ※2
(ここに書いたのは、実際にやったことの一部ですし、
アイディアはその何倍も準備してありました。)

親子でいっしょにやるということは、
親子で競争したり、
親子で協力したりして、
親子で(文字通り)触れ合ったり、
親子で楽しむことに意味があります。
教室後のPTA役員さんの言葉でも、
小2ともなると、だんだん親子でスキンシップすることや
遊ぶことが減っていることが伺えます。
幼稚園の頃には子供が小さすぎたり力が足りなくてできない運動、
小学校中学年では、子供が大きく重くなり過ぎてできない運動、
高学年になると子供の体力が高くなり親の体力を上回ったり
もう照れくさくて親とはやり難い運動も出てきます。
小2だからできること、小2の今しかできないかも知れないこと、
そうした運動(遊び)を考える手助けが、
少しでもできたのではないかな(できたらいいな)と思っています。

帰りに学校の玄関で、
「ありがとうございました。」と
元気に挨拶してくれた小2の女の子がいました。
とても良い気持ちで、小学校から帰ることができました。


(小学校でも中学校でもどちらでも結構ですので、
何か運動に関係する行事に指導者が必要でしたら、
何でも相談して欲しいと思っています。

このブログを読んでいる方、よろしくお願いします!)


※1 控え室(校長室)に案内され~会場~に移動しました

小中学校の行事に呼ばれる時は、大体こんなパターンが多かった。
ただし、今までは、応対してくれるのが、
先生であることが多かった。
中学校の部活で呼ばれる場合は、
現場に直行する場合がほとんどである。


※2 親子でボールを転がしたり投げてキャッチボール

次々にルールを変えてやると楽しいし、
子供のコーディネーション能力を高めることができる。
例えば、両手キャッチから片手キャッチへとルールを変える。
手ではなく足の裏でボールを止める。
後ろ向きになって股の間から転がるボールをキャッチする。
投げる場合もワンバウンドしてから捕るのか、
ノーバウンドで捕るのかなど変化をつける。
相手が投げてからキャッチするまでの間に
 両手を(1~3回)叩く、
 その場で1回まわる、
 野菜や果物の名前を言う、、、etc。
こうしたルールは親子で考えても楽しいだろう。  

Posted by からだが資本 at 20:17Comments(0)治療室雑記

2010年09月20日

人は一人一人違うのですね

私がマッサージで使うのは、
主に指(指頭)の腹、特に母指(親指)の腹手のひら全体です

ところがそれでは対応しきれない例外的な方法として、
を使うことがあります。
(ただし、肘の頭ではなく、肘から前腕にかけてで圧する。)

本当に例外でまず肘を使うことはありませんが、
今日は使いました。
それは、あるお客さんがとても巨漢であったからです。
そのお客さんは、体重が150kgもあるそうで、
通常のマッサージでは効果がとても小さいと予想されるため、
2回目の施術では硬く凝った筋肉に肘を当て、
体重をかけて圧しました。
当然、肘を使うとかなり圧力が強くなるので、
肘の当たっている(圧している)感触やお客さんの反応を注意し、
体重の掛け方をコントロールしながらですが。

腰(臀部)から大腿前面に放散する痛みがあり、
トリガーポイントブロック注射をしても今回は効かなかったということで、
大きな身体と多くの皮下脂肪と相まって
非常に施術が難しく、
2回目(3日間)の治療でどこまで改善するか、
今はドキドキしながら結果待ちするしかありません。

私の17年の経験でも
こんな大きな身体の方を治療するのは初めての体験です。
相撲取りなどを日頃診ている方は、
どうしているんでしょう?
初めての経験は、私にとって大いに勉強になります。
次にいらっしゃる時が(ドキドキものですが)楽しみです。  

Posted by からだが資本 at 20:54Comments(0)治療室雑記

2010年09月19日

親子運動教室(小2)のリハーサル

以前、高崎市内のある小学校から
親子運動教室(仮題)』を依頼されたと書きました
それから、いろいろと内容について案を練っていましたが、
今日友人とその子供(小2女児)に協力してもらい、
私の計画している運動内容を実際に体験してもらいました。

友人(男)は172cmくらいの身長で体重が70kgくらいあり(体格がいい)、
彼の子供のひなちゃんは、小2としては背が高い方ですが、
父親との身長差・体重差はかなり大きいです。
それなので、二人組でのストレッチや体操にはできないものもありました。

跳んだり、ちょっと速い動きがあると、
中年の友人は長く続けられず、
ひなちゃんの方はいつまでも続けたがって
二人の体力の違いは際立っています。
しかし、どちらかと言うと子供の運動に主眼をおいているので、
楽しんでもっとやりたいと思ってもらえたことは、
狙いどおり言え、内容に少し自信が持てました。
子供が楽しめれば、親も楽しめるはずですから。

大部分は、道具などはいっさい使わず、
自分の身体の力の入れ具合や、筋などの伸び具合、
動きの巧拙などを十分に感じてもらうような内容です。
最後にボール(ドッジボール大くらいで柔らかい)での運動を
いくつか取り入れて終わりました。

発揮してもらう運動の要素としては、
柔軟性バランスリズム
音と全身、目と手・全身などのコーディネーションなどを取り入れ、
できるだけ非日常的な動き未経験の感覚体験ということを
考えた内容構成としました。

こちらの用意した内容を終えてから、
ひなちゃんの希望でいろいろな遊びをしました。
ひなちゃんの”遊び心”に上手く火をつけられたと
内容に手応えを感じつつも、
子供の遊びに体する欲求の強さと無限かと思える体力に、
こちらはヘトヘトになってしまいました。

30日が本番です。
それまでに内容を練り直して臨みたいと思います。
本当に楽しみです。  


Posted by からだが資本 at 20:25Comments(0)治療室雑記

2010年08月26日

帰省中のお客さんの治療(含その後)

前回、群馬に帰省中のお客様で、
2年前にも来ていただいたお客様のことを書きましたが、
お客様のブログにもその時のことが紹介されていました。

 『ミラクルだ!ボディインスピレーション
   (さすがにこのタイトルは大げさです。(汗))
 『骨盤と筋肉を操る人たち

と、このお客様に喜んでいただいたのは良いのですが、
早くも4日後の20日には左膝痛がぶり返したご様子。
また、23日には手の指やお腹が痛むなど、
せっかくの治療の効果もはや失せて来ているご様子。
気軽に立ち寄っていただける距離に無いことが
もどかしくてなりません。
一応、ご本人のブログのコメント欄にアドバイスを書かせていただきました。
治療が無駄にならず、効果が残っている内に、
改善策を採られて体調悪化を食い止められることを願っています。

一度でもいらして下さったお客様には、
その後も電話やメール等でいいので
ご心配の点は相談していただきたいと思います。  

Posted by からだが資本 at 17:20Comments(0)治療室雑記

2010年08月16日

お盆中の営業

お盆中も営業するようになって3年目。
少しずつ利用されるお客さんが増えてきました。

普段の土日がそうなのですが、
男性客の割合が高くなります。
平日は女性客の割合の方が高いので、
男性は平日勤務で帰りの遅い方が多いのですね。
お盆中も男性の割合が高めでした。
しかも、お盆に関わらず土日(8/14・15)しか休めない方が
少なくないのですね。

お盆と言うことで、
群馬に帰省中のお客さんがいらっしゃるのも特徴です。
今年も3人いらっしゃいました。
帰省のタイミングで腰を痛めたお客さんが
たまたま2人続きました。
お二人ともに車で帰省して、
車でご自宅(都内近辺)へ帰るということで、
帰りの運転が心配されましたが
痛みが治まり喜んで帰っていただき、
こちらも嬉しくなりました。

お一人は年前にも来ていただいたことがあり、
その時は2日続けていらっしゃいましたが、
今回は1回で満足のいくところまで
改善できたと思います。
腰だけでなく、左半身全体が重く、
左膝、左肩(次いでに右肩も)も痛いとのことだったのですが、
体力がアップしているようで
マッサージに筋肉がよく反応しました。

かなり痛い場所もあったようですが、
「6歳のお嬢さんにしても痛く無いくらいの強さですよ。」と説明し、
耐えていただきました。
マッサージで感じる痛みは
痛みの”閾値(いきち)”の変化によって
同じ強さでも痛みを感じたり痛くなかったりと変わります。
つまり痛みの感受性(閾値)が筋の状態によって変化するので、
マッサージ中に筋の緊張が取れてくると痛みも弱まり、
終には痛みを感じなくなったり
気持ち良い感じに変わって行きます。
数秒〜数分間我慢していただいたことで、
痛みも無くなり全身の筋の状態を改善することができました。
ある意味、お客さん本人が”我慢”できるかことが、
お客さん自身を治療する力を高めるのです。
その意味でも、しばらくの間痛みを我慢していただいたお客さんには
感謝しています。
(その代わりに、痛いのに効果がなければ”腕”が悪いことになります。)

※マッサージ中の痛みと”閾値”については、
マッサージと痛み』を参考にしてください。  

Posted by からだが資本 at 17:38Comments(2)治療室雑記