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2011年02月26日

幸運を呼ぶ猫 みぃちゃん

東京で、四谷3丁目から四谷赤坂見附を経由して
紀尾井町市ヶ谷神田お茶の水駅と歩いた後、
高崎駅についてから幸運を呼ぶ猫みぃちゃんに会いに行きました。

そもそも、みぃちゃんのことを初めて知ったのは、
テレビ東京の「だいすけ君が行く! ポチたま新ペットの旅
という番組がきっかけ。
初めは「おや、高崎か〜。」と思っただけでした。
みぃちゃんを拾った髙橋さんの一家に、
次々と幸運がやって来たというお話で、
みぃちゃんが来てから
なかなか子供の生まれなかった髙橋さんの息子さん夫婦に
子供が生まれたというのです。
その息子さん一家の写真がテレビ画面に映ったのですが、
そこにはよくよく知っている顔があったのです。
その息子さんと言うのは、
私が理事として加わっている
群馬スポーツサイエンス研究会の事務局を務めている
髙橋健太郎さんだったからです。
髙橋健太郎さんは、
スポーツ科学の一分野である身体運動学の研究者であり
群馬工業高等専門学校の准教授です。

髙橋健太郎さんの実家が電気店であるとは知らなかた上に、
そこの看板猫がテレビで紹介されているのです。
さらに、みぃちゃんは新聞・雑誌などいろいろな媒体で取り上げられ
大変有名で人気のある猫ちゃんなのだそうです。
テレビを見たときは、本当にびっくりしました。

と言うことで、
いつかは会いにいこうと考えていたみぃちゃんを訪ねました。

田町交差点そばのダイイチストアーに、
みぃちゃんはいます。
ちょうど電機ヒーターのリモコンスイッチの電池が切れていたので、
お店で即単4電池を購入。
会計をしてくれた奥さんに、
実は息子さんとこれこれの間柄のものです、
猫に会いに来ましたと伝えると、
奥のソファーに案内されコーヒーを勧められました。
みぃちゃんは棚の上の専用の“ベッド”で寝ていました。
容姿端麗、スタイルの良い美猫です。
そばを通る時にちょっとみぃちゃんの背中をひとなで。

奥さんはとご主人と3人で
ソファーに座っていろいろと話をしました。
みぃちゃんは大人気で、毎日何人もの人が会いに来るのだとか。
ソファーにお客さんが座っていると、
その膝の上に自分から乗ってくるのだそうです。
しかし、みぃちゃんは眠っています。
そのうちに、ご主人が用事があるのでと席を立ち、
時刻も7時になるので私もそろそろと立ち上がりかけますが、
どうぞ遠慮なくゆっくりして下さいと言われ、
2杯目のコーヒーを飲み終えたら帰ろうと思っていたら、
みぃちゃんが起き出してきて、
床に降りて近づくと、ひょいっと私の膝の上に乗りました。

しばらく背中や頭をなでたり、指先で掻いたりしてやっていると、
いっこうに膝から降りようとしません。
それどころか、こちらを見上げて、催促するような顔つき。
と思えば、身体を捻って上半身仰向けになって
甘えるようなポーズをとります。

これは、凄い!凄すぎます!
人なつっこいだけでなく、
触られたりなでたりするのも平気で、
こちらの心理を知っているのかと思うくらい、
かわいい仕草で甘えたりポーズをとったり。
根っからのアイドルタレントです。
こんな猫は見たことがありません。
奥さんに聞いてみると、
カメラマンの撮影にも嫌がらず、おとなしく何時間もつき合うそうです。

猫好きな方、幸運を呼びたい方は、
会いにいくと良いと思います。
絶対にその価値があります。
少なくとも、幸せな気持ちになります。

ついつい、1時間も長居してしまいましたが、
健太郎さんの知り合いだとわかると
電話で健太郎さんと連絡を取ろうとしたり、お土産をくれたり、
とにかくご主人夫婦もいい人たちでした。  

Posted by からだが資本 at 20:27Comments(0)治療室雑記

2011年02月26日

ある休日の過ごし方 2

午前11時からアコア
ピラティス体験レッスンの3回目を受けました。
これで、体験レッスンは終了しました。
船引トレーナーの今回のレッスン(セッション)は、
座位で胸の下にセラバンドを巻いた胸式呼吸の練習したり、
座るところが揺れ動くイスを使って骨盤を動かしたり、
様々なエクササイズをやりました。
考えてみると、3回のレッスンでは、
毎回違うエクササイズを行ない、
そのバラエティの豊かさに驚かされました。
正式に入会して2週間後に、
プライベートセッションを予約しました。

せっかく、東京に出てきたので、
ブラタモリ」に出てきた場所を巡ろうと画策。

初めに、四谷3丁目駅で地下鉄を降りました。
専門学校時代から東京・町田で開業していた時代(1990年代)に
よく参加していた勉強会が主催されていた鍼灸院のあった場所を      ※1
訪ねることにしました。
地上に出る出口も覚えていなかったのですが、
何とかそれらしい通りを見つけましたが、
どのビルであったかわかりません。
しばらく、その周りをぶらりと歩きました。

その後、四谷駅まで歩いていき、
地下鉄やJRの線路、駅の周囲の建築物などを眺めた後、
上智大学の手前で右に曲がり、
ソフィア通り脇の土手に上って歩きました。
ここから、上智大学の運動グラウンドを見下ろし、
江戸城のお堀の跡であることを目で確認し、
ブラタモリ」ならぬ「ブラサトウ」と決め込みました。
そのまま、土手を歩いて行き、
初めてホテル・ニューオータニを見ました。

さらに迎賓館外堀の跡にそって歩き、いつのまにか赤坂見附へ。
いや、赤坂見附に続いていることさえ知りませんでした。
赤坂見附と言えば、
10年以上前に東京国際女子マラソン
大会トレーナーを務めた時、
選手村とトレーナールームが置かれた(宿泊もした)のが、
当時の赤坂プリンスホテル
2Fのカフェ?で朝食を摂っていたら、
斜め向いの席にランディ・ジョンソン選手がいました。          ※2

本当は、「ブラタモリ」と同じく、
お茶の水駅の方に行きたかったのに、
これでは方角が違うのではないか?
と、東京の地理をほとんど知らない私も焦り始めました。

その後の主なルートと見かけた主な建物は、
紀尾井町を通り、
麹町から市ヶ谷駅へ。
途中、日本テレビ(麹町ビル)を見ました。
これも初めて。
市ヶ谷駅に着く頃には、少し気持ちが挫けかけてきました。

市ヶ谷駅前から靖国通り沿いに歩き、
靖国神社も初めて見ました。
まあ、こんなとこは来たいと思ったことは一度もないですけど。

武道館前の坂を下りかけたところで、
大きな建物の前に数十人が建物の方に向って立っていました。
時々、何か大きな声が聞こえて来るし、
テレビカメラらしきものも1台撮影しています。
しばらく後で、インド大使館前だったことを知りました。
何かの抗議行動か?

さらに、靖国通りを進み、神田の古書店街の中に。
神保町の交差点辺りで、女子マラソンの吉田香織選手に遭遇。       ※3
声をかけようかとも思いましたが、
携帯電話で話しながら誰か(コーチ?)
あるいは何処かを探している様子でしたし、
私も帰りの時間が気になってきていたので、
そのまま歩き続けることにしました。

靖国通りから左に折れ、お茶の水駅へ向いました。
お茶の水駅周辺も「ブラタモリ」したかったのですが、
もう3時間以上も歩き続け4時を回っているので断念!
そのまま電車にのって上野駅経由で高崎へ帰りました。

東京を歩くと、思いもしなかった人や会社・建物に
遭遇するものなのですね。

高崎に着くと、思いの外足の疲れを感じませんでした。
そこで、いつかは行こうと決めていた電機屋さんダイイチストアへ行き、
看板猫であり、幸運を運ぶ猫みぃちゃんに会いに行きました。
ちょうど、リモコンの乾電池が切れていたので、買い物ついでに。

みぃちゃん、凄いです!
でも、この話の続きは次回にします。


※1 勉強会が主催されていた鍼灸院

勉強会は「黄帝内経研究会」といい、
中島先生と言う方が主催されていた。
先生は、15年前に既に亡くなり、
そのため鍼灸院も廃業していて、今はもうない。
ちなみに同名の治療院が東京練馬にあるが、
この会とは無関係(だと思う)。


※2 ランディ・ジョンソン選手

言わずと知れた、メジャーリーグを代表する投手(だった)。
通算303勝を挙げた。左腕。



※3 女子マラソンの吉田香織選手

彼女が高校3年生の冬(2000年3月)、
世界クロスカントリー選手権大会のジュニアの部に
日本代表に選ばれ出場しました。
その時、私は日本チームのトレーナーを務めました。
彼女は高校も進学校ですが、
話してみても頭の良さや積極性が感じられる子でした。
その時の世界クロカンでは、
日本女子ジュニア代表の中では一番上位の成績を収めました。  

Posted by からだが資本 at 18:18Comments(0)治療室雑記

2011年02月23日

アスレティックトレーナーとしての思い出

私は、アスレティックトレーナーでもあります。
アスリート(スポーツ選手)の治療やコンディショニング なども
行なっています。
そんな過去のアスレティックトレーナーとしての仕事の中で、
記憶に残った出来事を他のブログで書きました。

 『思い出 専修大学水球部
 『思い出 アメリカンフットボール(東京ガス)
 (共に「感覚派アスレティックトレーナー 身体と会話する日々」より)

読んでいただければ、
アスレティックトレーナーの仕事の中身や
どんな思いでやってどんなことを感じているのかなどを、
本の一端ではありますが、
知っていただけると思います。  

Posted by からだが資本 at 20:39Comments(0)治療室雑記

2011年02月18日

ある休日の過ごし方

先日(2/15の火曜日)、
午前11時からピラティス
セミプライベートレッスンを受けました。
インストラクターは、HIROKO先生。
群馬県内の近いところ(前橋・高崎)で
レッスンが受けられること、
ポールスターピラティスという
信頼性の高い(レベルの高い)資格を持っていること、           ※1
少人数のレッスンが受けられることなど、
希望する条件が合ったので申し込みしました。

レッスン(マット)では、
ストレッチポールから始まり、
パワーサークル(マジックサークル)
ソフトギムニク(ソフトジム)ボール
セラバンドなどの用具を使ったりしながら、
次から次へと多彩なエクササイズを課されました。

日頃の運動不足(人には運動を進めているのに、、、)や
ピラティスで使う腹横筋骨盤底筋などの筋を
使い慣れていないことが原因で、
大変にキツいエクササイズとなりました。
でも、昔のトレーニングに励んでいた頃を思い出し、
心地よい時間でもありました。
アコアでのレッスンも続けようと思っていますが、
HIROKO先生のレッスンも続けるつもりです。

昼食後、ちょっと興味のあるボクシングのジム、
高崎高校近くにある高崎ボクシングジム
位置確認に行きました。
その後、やはり近くにある山田かまち水彩デッサン美術館を訪れました。
私と同学年なので、
ずっと気になっていた山田かまち君。
(さんや氏よりも、君と呼ぶ方がしっくりする気がする。)
その作品を展示している同美術館に初めて入りました。
展示されている絵画を観て詩を読んでいるうちに、
いつの間にか2時間が経っていました。
特に人の身体の描写が、
15〜17歳の書いたものには見えませんでした。
詩には思春期の葛藤が詰まっていて、
思いを寄せていた女の子への手紙や絶筆となった詩は、
思春期から20歳前の若い世代に読んでもらいたいと思いました。
(私にとっても刺激的です。)

伊勢崎に移動し、MOVIX伊勢崎で洋画『ザ・タウン』を鑑賞しました。
最後までダレること無く観られたので、
面白いし良くできた映画だと思いました。
ただ、最後はちょっと都合の良い展開で、
傑作や名作と言えるかと言うと
個人的にはそこまでの映画ではないと思いました。
しかし、今上映中の映画の中では、
見る価値のある映画であることは間違いないと思います。

運動から始まったこの休日は、なかなか充実した一日になりました。


※1 ポールスターピラティス

ピラティスの数ある団体の一つ。
このページの前半にポールスターピラティスについての説明がある。  

Posted by からだが資本 at 20:24Comments(0)治療室雑記

2011年02月14日

ピラティス体験レッスン

先週の木曜日(2/10)、東京・南青山にあるピラティススタジオ
A・COREアコアで体験レッスンの2回目を受けてきました。

ピラティスとは、ドイツ人のジョゼフ・H・ピラティスさんが考案した
健康のためのエクササイズです。
今、エクササイズやスポーツの世界で最も注目されている、
体幹深部CORE コア)の筋肉を目覚めさせ鍛えるエクササイズの一つです。
コアリズム骨盤◯◯など
近年紹介され開発された新しいエクササイズの多くは
ほとんど体幹深部コア)のエクササイズの一種と言えますが、
ピラティスはそれらと一線を画し、
医科学的知識に裏付けされた、
総合的(つまりこれのみで他はいらない)な体幹深部コア)のエクササイズです。
ピラティスさんが考案してから90年経つのに、
本人とそのお弟子さん達が進化させ今なお発展し続ける
最も新しいエクササイズでもあります。


治療室ボディ・インスピレーションでも
木村理恵先生に指導していただき
マットピラティス教室を運営しています。
しかし、私の鍼灸マッサージのお客さんの中には
ピラティスをしていただいた方が良いと思われる人もいますが、
ピラティス教室(土曜日のみ)では都合がつかない方も多く、
またイクイップメントマシーンを使ったピラティス
マンツーマンで行えたらと思い始め、
できるなら私自身がピラティストレーナーの資格を取りたいという
思いが強くなりました。

そうは言っても、
ピラティスを頭で知っている(つもり)なのと、
実際に自分の体を使ってできるのとでは大違いですし、
自分でできないで人に教えることはできません。
やるという意味では初心者であるので、
体験レッスンからしっかりとピラティスをやっていこうと考え、
この体験レッスンを受けることにしました。

アコアで体験レッスンを受けた理由は、
3回の体験をトレーナーを指名して受けられたからで、
私はアコアトレーナーの中でも船引怜美トレーナー
教えていただきたかったからです。
実は、船引トレーナーは、
5年半前(2005年10月)に私がピラティス教室を開いた時に
最初の講師を務めて下さった方
です。
船引トレーナーは、イギリス(ロンドン)バレエのために留学され、
そこでピラティスに出会い資格を取ってきた方です。
留学先では大学院ピラティスをテーマに修士論文を書き、
学位を取っています。

私は、バレエをやっているお客さんにピラティスの存在を教えてもらい、
早速ネットで(日本語=カタカナで)検索したら、
当時(7〜8年前)はほんの数件しか検索結果が出ませんでした。
その中に、船引怜美トレーナーが開設したサイトがありました。
ピラティスで必要な知識をまじめに開設しようと言うそのサイトは、
大変勉強になりました。
そこで、メールを送ったことが、
後々ピラティス教室を開く際に講師をお願いする
きっかけとなりました。

マットしかできない、
プライベートセッションを(ほとんど)できない、
そうした環境しか作れなかったこともあり、
残念ながら船引トレーナーに講師をしていただけた期間は短かったのですが、
時々マットのセッションを受けさせてもらい、
ピラティスの凄さを感じたものでした。

5年半振りに、船引怜美トレーナーのセッションを受け、
改めてピラティスの良さを再確認すると共に、
この5年間の自分自身の怠けぶりと衰えを痛感しました。
あと1回体験セッションが残っていますし、
その後もセッションを受けたいと思っています。

果たして、今の私にはピラティスの指導者になれる能力があるのでしょうか?
前途多難でしょうが、今後が楽しみです。  

Posted by からだが資本 at 18:11Comments(0)治療室雑記

2011年02月09日

教えることと学ぶこと 2つの課題

先日、担当者の方と面談していたのだが、
今日メールが来て
群馬消防学校テーピングを教えることになった。
4月から8月まで、新人消防士達90名余りに
テーピング方法を教える。
90余名にテーピングを教えるなんて、             ※1
我ながらチャレンジャーだと思う。

スポーツではないのだが、
かなりフィジカル(身体)的に激しい訓練を行なったり、
過酷な現場で働くことになる方々が対象なので、
役立つようなテーピングを教えていきたい。
これから、徐々に計画を練っていこう。


明日は休業日だが、
都内のピラティススタジオで体験レッスンを受ける。
2週間前に続いて2回目なのだが、
この2週間もほとんど体を動かしていない。
昨日ちょっと前回を思い出しながら
ピラティス(もどき)をやってみたので、
今日は少し体がほぐれているが、
今夜も少しやっておこう。
こんな付け焼き刃でなく、
毎日体を動かさねばと反省。


※1 一度に90余名にテーピングを教える

実は、3年前くらいに、
渋川市体育協会渋川支部において
テーピング講習会の講師を務めたことがある。
全く初心者ばかりで、時間は90分弱だったと思う。
申し込みそのものは90名を超えていたそうである。
当日は欠席者がいたので90名もいなかったが、
ざっと見たところ60名以上はいたように思う。
考えていた手(工夫)が功を奏して、
人数・時間の割には上手くいったと自負している。  

Posted by からだが資本 at 19:57Comments(0)治療室雑記

2011年02月05日

骨折?

今日の午後2時過ぎに、
知り合いの高校サッカー部顧問の先生(先生)から
部員を1人見て欲しいとの依頼。
左手首を痛めたが、骨折ではないようだという話
骨折なら医者に行ってもらわなければならないが、
骨折でないなら私の守備範囲かもしれない。
一応、午後4時からということで受け付けた。

4時に先生が部員を連れてきた。
カルテに必要事項を記入している間、
その子は左手をダラリと垂らしている。
すぐに治療室に入れて、どのような状態で手首を痛めたのかを聞いた。
サッカーの試合中、ヘディングで競り合い、
着地の際左半身を下にして転んだと言う。
倒れる時に左手を出して身体をかばうようにしたのかどうかを確認。
何とか記憶をたどると、左手を出して着いたと言う。
少しマズいなと思う。

左手首の親指に近い掌(てのひら)側に腫れがある。
左肘を曲げさせ、ダラリと下げていた手を上げさせて、
左手を掌が少し下を向いた状態で、
掌を上に向けるよう手首を回旋(回外といいます)させようとすると
非常に痛がる。
逆に掌を下の向けるように回旋(回内)させることはできる。

そこで、顧問の先生を呼び入れ、
骨折の可能性があるので整形外科で検査してもらうよう伝えた。
(と、言うことで、治療を予定していた時間が40分以上空いてしまい、
この記事を書いている。)

5時からのお客さんをマッサージ中、
先生から電話があり、
レントゲン写真では明瞭な骨折線がなく、
ひびが入っているかもしれない程度と診断されたと言う。
そのため、翌日のサッカーの試合には出られそうなので、
左手首のケガの治療はその整形外科にゆだねられた。            ※1

幸いはっきりとした骨折は見つからなかったが、
直ぐに整形外科に行ってもらって良かったと思う。
骨折ではなかったと言ってもそれは結果論で、
ケガをした状況、腫れ方、痛みの起こり方など、              ※2
骨折を一番疑わなければいけない状況であったと思う。
私自身、痛い失敗経験があるが、
患者(お客)さんのリスクを細小にするために
自分の守備範囲に無い
手に負えないケース(骨折・脱臼など)である可能性は早く見極め、
然るべきところ(医院)に行ってもらうべきである。
当たり前のことを、当たり前にできて良かったともう。



※1 左手首のケガの治療はその整形外科にゆだねられた

脱着可能なギプスを付けてもらったようである。

実は左足の小指(第5指)が痛いことも気にかかると言う。
そこで、もう一度うちに来るので
左足の小指を診ることになった。
左足第5指の調べがつき、鍼治療をして、
念のためテーピング方法も伝えて、
最後はいろいろな動きのテストをしても痛みが無いことを確認した。


※2 ケガをした状況〜骨折を一番疑わなければいけない状況

転倒して手をついたというケガに状況、
手首の木堯骨(とうこつ/前腕のある2本の骨のうち親指側にある骨)側が
腫れて痛むこと、
手首の回旋(回外)で痛むこと、
左手母指の根元の骨(第1中手骨)の中枢(手首)側をペンの頭で叩くと
患部が響くように痛むこと、
などを確認。

転倒時に手をついて良く起こる骨折に、
コーレス骨折がある。
木堯骨(とうこつ/前腕のある2本の骨のうち親指側にある骨)の
遠位端(手に近い方の端)近く部位でおこる骨折。
前腕部の骨折は、このサイトを参照のこと。  

Posted by からだが資本 at 20:28Comments(0)治療室雑記

2011年02月05日

応急処置

先日、治療をすべて終え、少しジム仕事をしていると、
隣のスタジオでヨガを教えていたYUKA先生が、
何やら相談を持ちかけてきた。
ヨガの生徒さんが、
仕事中左足の脛を机かなにかにぶつけたそうで、
早速その生徒さん(女性)の脚をみると、
左足のすねの少し内側、膝の直下のところが
大きく腫れていた。
無理してヨガをして悪化させたらしい。

どんな湿布がいいかということだったが、
これは湿布よりもアイシングが一番良いと教え、
早速アイシングをしてあげることにした。
ぶつけたところに少し擦りむいた後があり
念のためにその部分にバンドエイドを張り、
冷蔵庫から拝借した氷をビニール袋に入れて作ったアイスパックで   ※1
左脛の腫れを覆うようにして粘着テープで固定した。
その間アイスパックの作り方などをすべて説明し、
伸縮包帯などで圧迫しながら
その夜は入浴も止め、繰り返しアイシングし、
脚を高くして寝ると良いとアドバイスした。

圧迫アイシング脚を高く挙げて寝ることで、          ※2
これ以上腫れるのを防ぎ、
炎症を抑えることが一番大切であることを説明した。
2〜3日は様子を見ながら続けるよう話した。

初めは何事かとちょっとビックリしたが、
日常の中で応急処置の知識・技術は役立つものであることを
改めて実感した。


※1 アイスパック

氷をビニール袋に入れて作った、冷却用のアイテム。
以下にリンクを貼ったサイトのページ中段辺りに
連続写真で作り方が説明されているので、見ると参考になる。
 TARSEES TRAINER/ファーストエイド
 

※2 圧迫アイシング脚を高く挙げて寝る

RICE(ライス)処置という。
REST(レスト=安静)・ICING(アイシング=氷での冷却)・
COMPRESSION(コンプレッション=圧迫)・
ELEVATION(エレベーション=挙上)の
それぞれの頭文字をあわせた造語。
※1の注中のリンクページの中でもRICE(ライス)処置について説明がある。  

Posted by からだが資本 at 12:50Comments(0)治療室雑記

2011年02月05日

面白いテレビ番組

(この記事は、書きかけていてしばらく放置していたのを、
 手を加えて完成させたものです。)

なんだかんだ言っても、
最近面白いと感じたテレビ番組の多くは、
NHKの番組であった。

すでに放送が終了してしまったが、
NHK-BS2で放送した『総合診療医 ドクターG』は、
大変に面白かったし、非常に勉強になった。
僕のような鍼灸マッサージを生業としている者も、
独立開業しているかぎり総合診療医のような知識が必要だ。
もちろん、診断することはできない(医師法より)し、
診断できる程の知識は必要ないが、
「これは、大脳の検査ができる病院で診察してもことを勧めた方が良い」とか、
「この方は、心臓血管系の検査を受けることを勧めた方が良い」とか、
「よくわからないが、嫌な予感がするから総合病院で受診してもらおう」とか、
お客さんにとって危険な兆候を見逃さないために必要な情報が、
この番組にはあったと思う。


スポーツや運動をしている時の人の動きを観察するのが好きな僕は、
学生時代からダンス(舞踊)を観る機会が少なからずあり、
バレエにも興味を持っている。
NHK教育で放送している
スーパーバレエレッスン
 ロイヤル・バレエの精華 吉田都
』は、
見ていて興味が尽きない番組だった。

吉田都さんが、若いバレエダンサー達を相手に
英国ロイヤル・バレエ団仕込みのレッスンを施すという趣向だが、
吉田都さんの動きや表現がすごいのである。
若いダンサーの踊りをまず観て、それから指導するのであるが、
観ることが主であまり動いていないはずの吉田都さんが、
ちょっとお手本をしてみせる時に
難しいであろう動きも簡単そうに「ヒョイ」っとやってしまい
少しのためらいや緊張もなく、
身体の軸のブレや動きの乱れもないのである。
体幹の使い方を学びつつ教える身としては、いろいろな意味で参考になった。  

Posted by からだが資本 at 11:57Comments(0)人の身体について

2011年01月11日

『姿勢改善のためのエクササイズ教室』に手応えあり

昨日、今年最初の『姿勢改善のためのエクササイズ教室』を開きました。
今月(今年)から、平日の昼間にも開催することにして、
昨日は午後2時からと午後7時からの2回開催しました。

午後2時からは、マッサージにも通っていただいているさん(女性)と
その妹のさんのお二人が参加されました。
さんは4回目、さんは初めての参加なので、
さんにとっては復習のような感じになったかとは思います。
でも、大事なポイントは、何回も繰り返す価値があります。

午後7時からの参加者は、
やはり治療に通っている音楽家のさんとその教え子のさん、
そしてお一人で申し込んでくれたさんの3人で、
3人とも女性で初参加でした。

内容は、初参加の方が多かったので、昼の部も夜の部も、
ほとんど同じ内容でした。

講習中私が説明するのは、
立ってのエクササイズはほとんど "ダンス"だと言うこと。
それもすごく簡単な初歩的な "ダンス"。
難しく考えず、楽しくノッてもらいます。
楽しんでリラックスして頂いた方が、動きが良くなります。

2回の『教室』とも、笑い声が良く出ていたので、
楽しんでいただけたと自負しています。
(実際、そのように言っていただいて、喜んでいます。)

さんは、東京のお知り合いの方に話されたら、
東京でこの『教室』を開いて欲しいと言う話も持ち上がりました。
時間的な問題、費用の問題等、クリアしなければいけないことがありますが、
東京出張教室が実現できればいいなと思っています。


今月の残りの『教室』の予定
1月20日(木) ①午後2時〜3時(現在予約1名)  ②午後7時〜8時
1月24日(月) ①午後1時〜3時          ②午後7時〜8時
 
 各教室の2時間前までにご予約ください。

予約申し込みは、
 治療室ボディ・インスピレーション
  高崎市緑町4−7−7 楽歩堂靴店ビル内
  TEL 027-364-1072
         まで、  

Posted by からだが資本 at 18:36Comments(0)運動・トレーニング指導

2010年12月08日

良い姿勢を手に入れるための 教室の紹介

先月から『姿勢改善のためのエクササイズ教室』というものを
開いています。

今までに3回開催して、
まだほんの数人しか参加していませんが、
ちまたで姿勢についていい加減な情報が蔓延しているので、
何とか続けていきたいと思っています。

いい加減な情報とは。
曰く「猫背は悪いから、胸をはれ」
(前半は良いが、胸をはっても猫背解消にはならない!)、
曰く「肩を後ろに引け」
(肩が前に出てしまう原因の解決にならず、余分な筋緊張を生む)、
曰く「顎を引け」
(顎は突き出しても引き過ぎてもいけない、自然な位置で)
曰く「背筋(せすじ)を伸ばせ」
(背中を意識すると、背中が反りやすい)
専門的になると、
曰く「体の重心線は、真横から見たとき、〜脚のくるぶしを通る」
(本当はくるぶしよりも前を通る!)
曰く「壁にかかと、尻、肩、頭を着けろ」
(頭とかかとは壁に着けてはいけない=体が反るから)

言葉以上に良くないのは、
実際にポーズをとらせているモデルの姿勢が悪いこと。

良い姿勢を端的に表す写真を紹介します。
若き日のオードリー・ヘプバーン(『パリの恋人(Funny Face)』から?)
子供の手を引くオードリー・ヘプバーン
水着で海中を歩くオードリー・ヘプバーン
最後の写真からは、良い姿勢を保つためには
体幹特に(深部)腹筋を働かせている必要があることが見て取れます。
自分の姿勢の特徴(欠点)を知り、具体的なエクササイズの方法を知りたければ、
是非『姿勢改善のためのエクササイズ教室』に参加して下さい。

年内の『姿勢改善のためのエクササイズ教室』の予定
12/ 9日(木) 午後7時〜8時 要予約(当日午後5時まで)
12/13日(火) 午後7時〜8時 要予約(当日午後5時まで)
12/23日(木) 午後7時〜8時 要予約(当日午後5時まで)

 治療室ボディ・インスピレーション
  高崎市緑町4−7−7 楽歩堂靴店ビル内
  TEL 027-364-1072  

Posted by からだが資本 at 22:09Comments(0)お知らせ

2010年12月06日

困った人

私の知り合いの施術師T氏が、『わいせつ容疑』で逮捕された。

T氏は、陸上競技では有名な鍼灸マッサージの治療院出身で、
独立後も大学・実業団チームの大物選手達を治療するトレーナーの一人。
4年前位だったと思うが、
私が日本陸連(トレーナー部)の派遣で国際千葉駅伝トレーナーをした時、
3人のトレーナーの一人として彼と出会った。
私は、その時のチーフ(責任者)であったが、
T氏は普段から日本代表・学生代表クラスのクライアントを抱えていて、
国際千葉駅伝の日本代表選手・学生代表選手の中にも
何人も普段から彼にかかっている選手がいる状況だった。
トレーナーとして、整骨院経営者として、大いに成功してるように見えた。

彼は、大腿の内側の筋肉をほぐすことを重視していて
優先的にハムストリング内側部や内転筋をマッサージしていた。
私とは考え方が違うんだなと思いながらも、
積極的に若いもう一人のトレーナーに自分のやり方を教える様子に、
エネルギッシュだなと感心したものだった。

あれから4年、つい2日前の新聞で、彼の逮捕のニュースに出会うとは。
本当に驚いている。
まだ、被害届が出され、逮捕されたとは言え、
取り調べを受けている段階だと思う。
私自身もトレーナーの一人であり、
できれば事実であって欲しくないが、
もしも、事実であれば、こんな情けないことはない。
セラピストとして、また、トレーナーとして、
クライアントをそのような目で見てしまってはいけないのは
当然のことである。
私自身についても、誤解を招くことのないよう、
クライアントの女性に不安を与えることのないよう、
いっそう注意していきたい。  

Posted by からだが資本 at 20:00Comments(0)治療室雑記

2010年11月13日

休業日の変更

実は、治療室ボディ・インスピレーションは、今年の9月途中から、
休みの取り方を変えました。
それまで、うちは2005年からずっと木曜定休でやってきました。
それは、うちの入っている楽歩堂靴店(高崎本店)が木曜定休だったので、
木曜日に営業したくても木曜日に店舗内に入ることができなかったからです。

今年に入ってから、楽歩堂靴店さんが年中無休になりました。
そうなると、我が治療室も木曜定休にする理由が無くなりました。
もちろん、年中無休にすることはできませんから、
何曜日を休みにするかが問題でした。

お医者さんや歯医者さんには、木曜が休みか半ドンの方が多く、
木曜日に営業して欲しいという要望が前からありました。
また、土日に営業することによって、
平日には来られない方がうちに来ることができるというお客さん側のメリットを
全く無くしてしまうことは忍びない気持ちのある一方、
私自身も日曜日に休みたい時が少なからずあるという事情がありました。
また、週1日の休みだけではキツく、
もう少し休日を増やしたいという気持ちもありました。

そこで、基本的には火曜木曜日曜をそれぞれ隔週で休むパターンに気めました。
ある週の火曜に休み、水曜〜土曜まで4日間営業し、
日曜を休んで次の月曜〜水曜までの3日間営業、
木曜を休んで次の金曜〜月曜までの4日間営業、
そしてまた火曜に休んで、、、という変則的な循環式休業パターンです。
3〜4日営業したら、1日休みが入るというのは、
世間的には楽をしていると見えるかも知れませんね。

新しい休業日は曜日固定ではないのでわかりづらく、
お客さんにとっては、今週の火曜は休みなのか営業しているのか、
あるいは例えば3週間後だと何曜日が休みなのかは
すぐにはわからないと思います。
そこで、カウンターのところに1ヶ月先までの休業予定の案内をおいてあり、
ホームページに毎月載せ、その上メルマガハガキで知らせるようにしました。

こうして、10月からは休業予定を様々な方法をつかってお知らせするようにしました。
幸い、うちの治療室の休みが増え営業日が減ったにも関わらず、
10月は売り上げを落とさずに済んだのですが、、、。
11月は初っぱなからこのパターンからも外れたお休みを
取ることになってしまいました。
3日は水曜日で文化の日の祝日でしたが、
お休みして東日本実業団女子駅伝を応援してきました。
日頃みている選手のいるヤマダ電機女子陸上競技部チームの応援です。
続く木曜日に営業したものの、
5日(金)は日本体育協会公認アスレティックトレーナー
義務研修会(会場:つくば国際会議場)に参加するため休業しました。
その夜は筑波大学に勤める高校・大学時代の先輩と会うため1泊しました。
翌朝(土曜)も筑波大学の知り合いと会ってから帰ったため、
治療室の営業開始が午後2時からになりました。

一定パターンに落ち着いてきたのは今週からで、
お客さんにもこの休業パターンのメリットを理解していただき、
うちを利用し続けていただけたらと願っています。
何しろ、2週間単位で見ると、すべての曜日で営業しているわけなので、
どの曜日がお休みの方でも、うちは受け入れることが可能なわけですから、  

Posted by からだが資本 at 16:27Comments(0)治療室雑記

2010年10月25日

日常生活に潜む腰痛の原因

腰痛(私の場合は股関節周辺・臀部を含めている)で来室される方は多くいます。
中には深刻に悩んでいらっしゃる方もいます。
私は、全身マッサージを
全身の筋肉や皮膚の状態をチェックすることも兼ねて行なっています


「原因は何でしょう?」とお客さんに聞かれることもよく有りますが、
大抵私は「何ででしょうね?」と答えるしかありません
「ここやここの筋肉が硬く緊張している(張っている)と
腰痛が起こりやすいのですが、
何故この筋肉が硬く緊張してしまうのかは一概には言えません。」
と説明します。

原因は一つとは限りません。
だから、原因となりそうな姿勢や行動がないかをこと細かく聞いていくのです

いろいろな方の仕事や日常生活についてあれこれ聞いているうちに
知ったことも有ります。
例えば、お医者さんというのは、
無理な体勢で診察や治療や手術を行なっていることが多いということ。
歯科医は皆偏った変な体勢での仕事を強いられているし、
眼科医も小さな細かいものを視るので大変だし、
学校での児童・生徒の集団検診に携わっていると
大変な人数を一遍に診なければいけないし、
耳鼻科の大学病院の先生は
無理な姿勢で狭い部位に細かな手術をするので大変疲れるとおっしゃっていたし、
内科や外科の医師も座りっぱなしで大変だし、
低い診察台に横になった患者を覗き込んだり処置するのは腰に負担がかかるし、
とにかくお医者さんも大変だなとつくづく感じさせられています。

日常のどんな行動が腰に負担をかけているのかということも、
人によって様々です。
ある方は炊事、特キッチン台でのあれこれ仕事することが
一番腰痛の症状を引き起こしていることがわかりました。
また、ある方は、家事の済んだ昼食後から夕食の支度までの数時間、
掘りゴタツに座って大好きな読書をしていることが
一番原因として疑わしいことが判明しました。
特にこの時期は、暖かいお昼後と同じ状態で一つ処にいると、
4時をまわる頃には冷えてきてしまいます。
また、掘りゴタツに座っていると両足がぶらぶらし、
体をしっかりと固定できないことも姿勢が崩れる原因になり、
ひいては腰痛の原因となります。

一人ひとり仕事や生活上の姿勢・行動が違いますから、
その異なる原因を追求することが
治療と予防には大切
だと思います。
そして、その原因の追求は自分自身で振り返ることから始まります
我々セラピストは、それ手助けできるだけなのです。
だから、しっかりとお客さんの話を聞かなければならないと思います。  

Posted by からだが資本 at 20:36Comments(0)治療室雑記

2010年10月18日

PTA親子レクリエーション教室(小2)本番

高崎市内の小学校から依頼された『親子運動教室(仮題)』。
(実際には『親子リクリエーション教室』であったようです。)
前々回に、そのリハーサル(のようなこと)をしたと書きましたが、
9月30日(木)に本番が行なわれました。
(ちょっと古い話になってしまいました。)

PTAの行事ということで、
役員のお母さん方が案内をしてくれました。
初め、玄関で待ち受けてくれて、
そのまま控え室(校長室)に案内されました。
少しお話をしてから、10分前に会場である体育館に移動しました。         ※1
既に子供達は整列していて、親もほとんど集まっていました。


まずは、私が見本となってストレッチングや体操を行なってから、
親子で組んでの運動を展開していきました。

初めは、親子で向かい合ってピョン、ピョン、と2回ジャンプして、
3回目のジャンプの着地で親が様々なポーズをとります。
例えば、両脚を前後や左右に開いたり、
両手を挙げたりといった単純なポーズです。
子供はそのポーズを素早く真似してポーズをとってもらうゲームです。
ピョン、ピョン、パッ(ポーズ)、ウン(休止)と4拍子で
次々とポーズを変えて続けます。
子供達も、観てから真似するだけでなく、
続けていると次のポーズを予想しますから、
予想が外れたりポーズがおかしいと笑い声があちこちから上がりました。
続けて、子供がポーズを出題するように変えてみましたが、
小2の子供でも様々なアイディアを出してきて、
大いに盛り上がりました。

次に、組み体操のように親子で様々な動きをしてもらいました。
例えば背中合せに長座姿勢で座り
お互いに両手を後ろで組んだまま立ち上がる。
親が子供をおんぶしたり肩車したりしたまま
親→子共の順に両手を(体から離して)上に挙げる。
向かい合ってお互いに両手をつないだまま
親は膝を曲げて腰を下ろし、
子供が親の太腿の上に載って立つ。
親が子供をおんぶし、
子供は親にぶら下がったまま(床に降りず)
親の体を1周回って背中に戻る。
(親は手で子供を持ってはいけないが、体勢を変えて助けて良い。)
これらの運動では、
親には子供の体重や大きさ(成長)を体で感じてもらい、
子供には自分の体を支える力を着けてもらい、
さらに親子で息を合わせる・協力し合うことが目的となります。

この他にも、
親子で先に相手のお尻や背中をタッチした方が勝ちとするゲーム
(親はハンディとして、何時もどちらかの手を床に着けたまま)、
親子でボールを転がしたり投げてキャッチボールなどをしました。        ※2
(ここに書いたのは、実際にやったことの一部ですし、
アイディアはその何倍も準備してありました。)

親子でいっしょにやるということは、
親子で競争したり、
親子で協力したりして、
親子で(文字通り)触れ合ったり、
親子で楽しむことに意味があります。
教室後のPTA役員さんの言葉でも、
小2ともなると、だんだん親子でスキンシップすることや
遊ぶことが減っていることが伺えます。
幼稚園の頃には子供が小さすぎたり力が足りなくてできない運動、
小学校中学年では、子供が大きく重くなり過ぎてできない運動、
高学年になると子供の体力が高くなり親の体力を上回ったり
もう照れくさくて親とはやり難い運動も出てきます。
小2だからできること、小2の今しかできないかも知れないこと、
そうした運動(遊び)を考える手助けが、
少しでもできたのではないかな(できたらいいな)と思っています。

帰りに学校の玄関で、
「ありがとうございました。」と
元気に挨拶してくれた小2の女の子がいました。
とても良い気持ちで、小学校から帰ることができました。


(小学校でも中学校でもどちらでも結構ですので、
何か運動に関係する行事に指導者が必要でしたら、
何でも相談して欲しいと思っています。

このブログを読んでいる方、よろしくお願いします!)


※1 控え室(校長室)に案内され~会場~に移動しました

小中学校の行事に呼ばれる時は、大体こんなパターンが多かった。
ただし、今までは、応対してくれるのが、
先生であることが多かった。
中学校の部活で呼ばれる場合は、
現場に直行する場合がほとんどである。


※2 親子でボールを転がしたり投げてキャッチボール

次々にルールを変えてやると楽しいし、
子供のコーディネーション能力を高めることができる。
例えば、両手キャッチから片手キャッチへとルールを変える。
手ではなく足の裏でボールを止める。
後ろ向きになって股の間から転がるボールをキャッチする。
投げる場合もワンバウンドしてから捕るのか、
ノーバウンドで捕るのかなど変化をつける。
相手が投げてからキャッチするまでの間に
 両手を(1~3回)叩く、
 その場で1回まわる、
 野菜や果物の名前を言う、、、etc。
こうしたルールは親子で考えても楽しいだろう。  

Posted by からだが資本 at 20:17Comments(0)治療室雑記

2010年09月20日

人は一人一人違うのですね

私がマッサージで使うのは、
主に指(指頭)の腹、特に母指(親指)の腹手のひら全体です

ところがそれでは対応しきれない例外的な方法として、
を使うことがあります。
(ただし、肘の頭ではなく、肘から前腕にかけてで圧する。)

本当に例外でまず肘を使うことはありませんが、
今日は使いました。
それは、あるお客さんがとても巨漢であったからです。
そのお客さんは、体重が150kgもあるそうで、
通常のマッサージでは効果がとても小さいと予想されるため、
2回目の施術では硬く凝った筋肉に肘を当て、
体重をかけて圧しました。
当然、肘を使うとかなり圧力が強くなるので、
肘の当たっている(圧している)感触やお客さんの反応を注意し、
体重の掛け方をコントロールしながらですが。

腰(臀部)から大腿前面に放散する痛みがあり、
トリガーポイントブロック注射をしても今回は効かなかったということで、
大きな身体と多くの皮下脂肪と相まって
非常に施術が難しく、
2回目(3日間)の治療でどこまで改善するか、
今はドキドキしながら結果待ちするしかありません。

私の17年の経験でも
こんな大きな身体の方を治療するのは初めての体験です。
相撲取りなどを日頃診ている方は、
どうしているんでしょう?
初めての経験は、私にとって大いに勉強になります。
次にいらっしゃる時が(ドキドキものですが)楽しみです。  

Posted by からだが資本 at 20:54Comments(0)治療室雑記

2010年09月19日

親子運動教室(小2)のリハーサル

以前、高崎市内のある小学校から
親子運動教室(仮題)』を依頼されたと書きました
それから、いろいろと内容について案を練っていましたが、
今日友人とその子供(小2女児)に協力してもらい、
私の計画している運動内容を実際に体験してもらいました。

友人(男)は172cmくらいの身長で体重が70kgくらいあり(体格がいい)、
彼の子供のひなちゃんは、小2としては背が高い方ですが、
父親との身長差・体重差はかなり大きいです。
それなので、二人組でのストレッチや体操にはできないものもありました。

跳んだり、ちょっと速い動きがあると、
中年の友人は長く続けられず、
ひなちゃんの方はいつまでも続けたがって
二人の体力の違いは際立っています。
しかし、どちらかと言うと子供の運動に主眼をおいているので、
楽しんでもっとやりたいと思ってもらえたことは、
狙いどおり言え、内容に少し自信が持てました。
子供が楽しめれば、親も楽しめるはずですから。

大部分は、道具などはいっさい使わず、
自分の身体の力の入れ具合や、筋などの伸び具合、
動きの巧拙などを十分に感じてもらうような内容です。
最後にボール(ドッジボール大くらいで柔らかい)での運動を
いくつか取り入れて終わりました。

発揮してもらう運動の要素としては、
柔軟性バランスリズム
音と全身、目と手・全身などのコーディネーションなどを取り入れ、
できるだけ非日常的な動き未経験の感覚体験ということを
考えた内容構成としました。

こちらの用意した内容を終えてから、
ひなちゃんの希望でいろいろな遊びをしました。
ひなちゃんの”遊び心”に上手く火をつけられたと
内容に手応えを感じつつも、
子供の遊びに体する欲求の強さと無限かと思える体力に、
こちらはヘトヘトになってしまいました。

30日が本番です。
それまでに内容を練り直して臨みたいと思います。
本当に楽しみです。  


Posted by からだが資本 at 20:25Comments(0)治療室雑記

2010年09月05日

第20回日本陸上競技連盟トレーナー研修会

先週の土曜日(8/28)、
第20回日本陸上競技連盟トレーナー研修会に参加するため、
味の素ナショナルトレーニングセンターに行きました。
トレーナー研修会の会場は、
主にナショナルトレーニングセンター内の陸上トレーニング場が使われました。

     

午前は『陸上競技特有の動き方とトレーニング』というテーマで、
現役選手や講師のランニング動作や投てき動作を観察した上で、
ある課題を与えられてトラックを走ったり(4~50m)
やりを投げる動作をしたり、
ハムストリングを強化するためのトレーニング動作をしてみたりと、
日頃やらない運動をやらされました。
この講義の目的は、
陸上競技で発生しやすい外傷・障害を動きから理解し、
予防や治療に役立てることですが、
日頃走ったりしない私自身が
意外にもまだ(アラ50)走れることが嬉しい発見でした。
ただし、当然後日(軽い)筋肉痛が起こりました。

     

昼食後は、大研修室
陸上競技大会開催時の救護活動』というテーマの講義を聴き、
その後再び陸上トレーニング場に移り、
実際に救護活動のシュミレーションをグループに分かれて学習しました。
シュミレーションは、
「男子棒高跳びでの事故」、
「男子200mレース中の肉離れの発生」、
「女子800mレースのフィニッシュ直後の過換気症候群過呼吸)の発生」、
「男子やり投げ時の選手の転倒(傷害内容不明)」
という4つの事例で4人グループでの救護を想定して行いました。
特に棒高跳びの事故については頭部外傷脊椎損傷などのリスクも高く、
具体的なイメージを頭に焼き付けて来ることができ、
大変勉強になりました。


この研修会の受講中、偶然にも大学陸上部時代の後輩に会いました。
1年後輩で、埼玉県で公立高校の教師をしている
山田真由美(旧姓河原)さんです。

彼女は陸上競技指導者として優秀で、
この日同じナショナルトレーニングセンター陸上トレーニング場で、
国際陸上競技連盟ユースコーチの養成研修を受けているところでした。
彼女は、中学時代から優れた選手で、
高校時代(浦和一女)時代には走り幅跳びで6m以上を跳び、
アジア大会では3位に入賞しています。
長身小頭でスタイルがよく頭もよい上に
大学時代は人間的に大きく成長して
大変優秀で魅力ある女性になりました。
2年ほど前には国立スポーツセンター(JISS)で長期研修し、
その間に女子走り幅跳び日本記録保持者の井村久美子(旧姓池田)選手の
サポートも行なうなど                            ※1
レベルの高い実践を積んでいます。
今回の国際陸連ユースコーチ養成講習の受講を含め、
旺盛な陸上競技への(走り幅跳び)研究心と指導への情熱を感じます。
尊敬できる後輩がいることは
励みであり自慢でもあります。

短い時間でしたが、近況を話し合ってわかれました。
こちらは1日だけの研修でしたが、
あちらは全7日間でまだ2日残っており、
終わったら即学校が始業してしまうとぼやいていました。
今日は、始業後の最初の日曜日。
ゆっくりと休めていると良いのですが。



※1 女子走り幅跳び日本記録保持者の井村久美子(旧姓池田)選手のサポートを行なう

Training Journal』2009年3月号(特集 状況に応じた走り方)に記事あり。
  「走幅跳の助走―池田久美子選手に対するサポートより」  

Posted by からだが資本 at 20:41Comments(0)勉強・研修

2010年08月26日

帰省中のお客さんの治療(含その後)

前回、群馬に帰省中のお客様で、
2年前にも来ていただいたお客様のことを書きましたが、
お客様のブログにもその時のことが紹介されていました。

 『ミラクルだ!ボディインスピレーション
   (さすがにこのタイトルは大げさです。(汗))
 『骨盤と筋肉を操る人たち

と、このお客様に喜んでいただいたのは良いのですが、
早くも4日後の20日には左膝痛がぶり返したご様子。
また、23日には手の指やお腹が痛むなど、
せっかくの治療の効果もはや失せて来ているご様子。
気軽に立ち寄っていただける距離に無いことが
もどかしくてなりません。
一応、ご本人のブログのコメント欄にアドバイスを書かせていただきました。
治療が無駄にならず、効果が残っている内に、
改善策を採られて体調悪化を食い止められることを願っています。

一度でもいらして下さったお客様には、
その後も電話やメール等でいいので
ご心配の点は相談していただきたいと思います。  

Posted by からだが資本 at 17:20Comments(0)治療室雑記

2010年08月16日

お盆中の営業

お盆中も営業するようになって3年目。
少しずつ利用されるお客さんが増えてきました。

普段の土日がそうなのですが、
男性客の割合が高くなります。
平日は女性客の割合の方が高いので、
男性は平日勤務で帰りの遅い方が多いのですね。
お盆中も男性の割合が高めでした。
しかも、お盆に関わらず土日(8/14・15)しか休めない方が
少なくないのですね。

お盆と言うことで、
群馬に帰省中のお客さんがいらっしゃるのも特徴です。
今年も3人いらっしゃいました。
帰省のタイミングで腰を痛めたお客さんが
たまたま2人続きました。
お二人ともに車で帰省して、
車でご自宅(都内近辺)へ帰るということで、
帰りの運転が心配されましたが
痛みが治まり喜んで帰っていただき、
こちらも嬉しくなりました。

お一人は年前にも来ていただいたことがあり、
その時は2日続けていらっしゃいましたが、
今回は1回で満足のいくところまで
改善できたと思います。
腰だけでなく、左半身全体が重く、
左膝、左肩(次いでに右肩も)も痛いとのことだったのですが、
体力がアップしているようで
マッサージに筋肉がよく反応しました。

かなり痛い場所もあったようですが、
「6歳のお嬢さんにしても痛く無いくらいの強さですよ。」と説明し、
耐えていただきました。
マッサージで感じる痛みは
痛みの”閾値(いきち)”の変化によって
同じ強さでも痛みを感じたり痛くなかったりと変わります。
つまり痛みの感受性(閾値)が筋の状態によって変化するので、
マッサージ中に筋の緊張が取れてくると痛みも弱まり、
終には痛みを感じなくなったり
気持ち良い感じに変わって行きます。
数秒〜数分間我慢していただいたことで、
痛みも無くなり全身の筋の状態を改善することができました。
ある意味、お客さん本人が”我慢”できるかことが、
お客さん自身を治療する力を高めるのです。
その意味でも、しばらくの間痛みを我慢していただいたお客さんには
感謝しています。
(その代わりに、痛いのに効果がなければ”腕”が悪いことになります。)

※マッサージ中の痛みと”閾値”については、
マッサージと痛み』を参考にしてください。  

Posted by からだが資本 at 17:38Comments(2)治療室雑記